今月3日(火・祝)、茨城県守谷市にあるつくば
エクスプレス総合基地で行われた「つくばエク
スプレスまつり」に足を運んで来ましたので
簡単にレポートします。
「つくばエクスプレスまつり」はいわゆる
つくばエクスプレスのファン感謝デー。
ひとつ前の会報で「マリーンズのファン感謝デー
(今年はスーパーマリンフェスタ)」について
書きましたが、そちらとの対比も後ほどしてみ
たいと思います。
当日はまず、つくばエクスプレスで守谷に
向かいます。
車内には家族連れの姿があちらこちらに見え、
聞こえてくる会話の内容からしてそのほとんど
が「つくばエクスプレスまつり」に向かうよう
です。
守谷駅に着くと、反対側のホームには事前応募
当選者のみが利用できる「会場直通臨時列車」
が停車していました。
□守谷駅に到着(右側が臨時列車)
□会場直通臨時列車は「団体」表示で運行
守谷駅前から会場まで臨時シャトルバスが出て
いるとのことでしたので、そちらの乗り場に
向かうと…
□すごい行列
ただ頻繁にバスがやってきていたこと、また
徒歩で向かうとなると道を探り探り向かうこと
になるので、おとなしく列に並んでバスに乗れる
順番を待ちます。
□関東鉄道のバスがひっきりなしに会場とを往復
なんとか25分ぐらいの待ちでシャトルバスに
乗車。
バスは5分強で会場の「つくばエクスプレス
総合基地」に到着します。
□基地入口の臨時バスプールに到着
ちなみに、事前に各駅に置かれていた「つくば
エクスプレスまつり リーフレット」には、
守谷駅から会場まで「徒歩20分」と記載があり
ましたが、相当の健脚でなければとても20分
では歩けなそうな距離でした。
バスを降りて会場に足を踏み入れると、まぁ
人・人・人… 人だらけです。
鉄道会社のファン感謝デー系イベントに足を
運ぶのは相当に久し振りなのですが、「無料」
だからとはいえこんなにも人が来るのか… と
言った感じ。
とりあえず人の流れに沿って車両が留置されて
いるエリアに向かいます。
つくばエクスプレスは直流車両で秋葉原～守谷
間でのみ運行が可能なTX-1000系と、交直流車両
で秋葉原～つくば全線での運行が可能なTX-20
00系の2車種しか旅客車両がありませんのて、
バラエティに富んだ布陣という訳ではないのて
すが、その分行き先表示の「種別」には工夫が
されていました。
□車両基地のメイン棟？(白い建物)
□入口寄りのエリアにはTX-2000系を主に留置
□事前応募当選者対象の運転室見学用車両
□左側の2編成と合わせTX-2000系6本が横並び
□「つくばエクスプレス」表示 滅多に見ません
□「修学旅行」表示
□「走行試験」表示
□「快速 秋葉原」表示
日常ごく普通にあります。
□「通快 秋葉原」表示 こちらも平日朝なら
日常の光景です
□これはレア！ 「特快 つくば」表示
秋葉原の次は南流山とかですかね
□これもレア！ 「新快(速) つくば」表示
少なくとも浅草と南千住は通過かと…
そして奥のエリアにはTX-1000系を主に留置。
その他には子供向けの遊戯施設や飲食物の出店
が並ぶエリアがありました。
□奥のエリアにはTX-1000系が留置
□子供向け遊戯施設 こちらもかなりの行列
でした
□敷地内中央の鉄塔周辺には20店舗近い飲食物
の出店 こちらも大賑わいでした
また、運転台見学や洗車体験は事前の応募・
抽選が必要でしたが、それ以外にもつくばエク
スプレス沿線のここ10年間の変貌をまとめた
ものや作業用車・施設の展示、保線作業の体験
コーナーなどがあり、こちらは事前応募も不要
でしたのでこれはこれで楽しめました。
体験コーナーで体験をしたり、クイズに答えたり
した子供には「つくばエクスプレスシール」が
都度配布されており、これをもらって喜ぶ姿も
チラホラと。
□作業車両等の展示も充実
□沿線の移り変わりを写真で展示
確かに事前抽選に当選すればより楽しめるので
しょうが、当日ふらっと行ってもそれ相応には
楽しめるようになっているのは良かったですね。
唯一のネックは来場者多数の為か、仮説トイレ
のケアが追いついていなかったこと。
午後には水が流れないトイレや、水切れで手が
洗えない洗面所が多数ありました。
また、これ以外にも沿線自治体や他鉄道会社の
ブース、車両工場などみどころはまだまだ
あったのですが、14時過ぎには私用で会場を
出なければならず、残念ながら帰路につくこと
にしました。
帰りも14時台・15時台にそれぞれ1本ずつ会場
始発の秋葉原行直通電車が設定されており、
これに乗って帰ろうかとも思いましたが、今度
はそれに乗るための乗客が大行列。
逆にそのタイミングのシャトルバスは比較的
空いていたので、往路同様バスを利用すること
にしました。
それにしても想像以上の盛況かつ充実した内容
だった「つくばエクスプレスまつり」。
かなり見逃した点もありましたし、可能であれば
来年も足を運んでみたいと思います。
■2015年 つくばエクスプレスまつり詳細
(つくばエクスプレス公式)
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