久々に一軍の話題に戻りますが、開幕から1ヶ月余り
マリーンズ(一軍)は、
17勝10敗1分
と7つの勝ち越し。
春先は例年調子の良いことが多いマリーンズですが
今年も好スタートと言ってよいと思います。
昨日はそれまでゲーム差なしで並んでいたソフトバンク
が西武と引き分け、マリーンズが日本ハムに勝ったにも
かかわらず勝率差で順位が入れ替わらないという、消化
試合が少ないが故の珍現象が起きましたが、首位で昨年
日本一、今季もぶっちぎりの優勝候補と目されていた
ソフトバンクとほぼ同じ成績ですから、とりあえずチーム
としては言うことなしではないでしょうか。
開幕からここまでを詳細に見ていくと・・・
■先発投手
5勝負けなしの涌井はもちろんですが、2勝3敗ながら1試合
以外はクオリティスタート(QS/先発し6回を3失点以内)を
クリアしているスタンリッジ、途中寝違えでの先発回避が
あったものの復調を果たした石川は「先発三本柱」と
言える活躍。
高卒3年目で開幕ローテーション入りした二木も規定投球回
に到達し、2勝2敗 防御率3.19ですから、二木はまだ
「突発的炎上」(好投をしていてもひとつのきっかけで急に
相手打線につかまる)が若干怖いものの、ここまで上げた
4人はこれからも計算が立ちそう。
一方の誤算は昨年規定投球回まであと一歩のところまで
行き、自己最多の8勝を上げた大嶺祐。
1勝1敗ながら防御率5.57。 21イニングを投げ20被安打は
よいとしても、与えた四死球17は多過ぎです。
今シーズン見ていると、なんか一昨年以前の自信なさげな
大嶺祐に戻っている気がしてならないですね。
昨年はいい意味でもう少し割り切って投げれていたように
見受けられましたが。
あと交流戦前までは「週5試合」の事も多く、「6人目の
先発投手」はさほど気にせずにいられますが、今月後半から
のセパ交流戦では基本3連戦x2カードの6連戦が続きます。
これまで先発した古谷、イ・デウン、チェンは一度だけ
古谷が5回を3失点で切り抜けたものの、他はいずれも
5回持たずに降板。
ファームで先発している川満やルーキー関谷もまだ「一軍」
でやれそうな感じもしないですし、そうなるとあとは唐川
しかいませんかね。
昨日30日の武蔵ヒートベアーズとの練習試合では2回無失点
でマウンドを降りましたが、この後中4日で5日の楽天戦
に先発というのもあり得そうですし。
■リリーフ投手
抑えの西野がここ最近不安定なのが気になりますが、
11試合登板の松永が防御率0.00。 他にも藤岡、益田、
内が防御率0点台、昨年はファームでストライクを取る
のに四苦八苦していた南が防御率2.45と、ほぼ盤石と
言ってよく、マリーンズ快進撃の主な要因はこの「リリ
ーフ陣の安定」と言っても過言ではないかと。
これでケガがありファームで調整している大谷が戻って
くると、前述の南が敗戦処理に回ることに・・・。
うーん、贅沢過ぎます。
■打撃陣
開幕当初は細谷が首位打者、井上が打点王ということも
ありましたが、井上は根元と入れ替わりで二軍落ち。
細谷も20打席ヒットなしとすっかり「覚醒モード」は
終了。
ただ23日の試合からナバーロが謹慎明けで復帰し、
ファームではバットをクルンクルンさせていた根元が
一軍では活躍を見せたりと、うまくカバーができている
印象です。
一時期は3割を超える打率を残していた岡田もさすがに
調子を落としましたが、自らがレギュラー時代に残して
いた「.260台」の打率には戻しています。
清田の調子は一向に上がりませんが、4番デスパイネから
角中ーナバーロー鈴木大地と3割前後の打者を並べること
ができているのも強みかと。
角中の相変わらずの得点圏打率の低さ(.208)は気になり
ますが、鈴木大地の好成績(打率.322 出塁率.435)は
特筆すべき数字だと思います。
ただ得点圏打率は低い(.182)ので、今のところ「7番打者
なら」という注釈つきではありますが。
といった感じでしょうか。
※各種成績はいずれも4月30日終了現在のものです。
シーズン序盤、好スタートを切った年でも
5月 ・・・ ギリギリ持ちこたえる
6月 ・・・ セパ交流戦中盤過ぎあたりから失速↓
のことが多いですから、今年はなんとか終盤戦まで
持ちこたえて、「実りの秋」になるよう期待したいと
思います。
◆◇◆「今年こそはシーズン序盤の勢いを最後まで継続して欲しい」という方は、ぜひクリックをお願いします◆◇◆
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マリーンズ(一軍)は、
17勝10敗1分
と7つの勝ち越し。
春先は例年調子の良いことが多いマリーンズですが
今年も好スタートと言ってよいと思います。
昨日はそれまでゲーム差なしで並んでいたソフトバンク
が西武と引き分け、マリーンズが日本ハムに勝ったにも
かかわらず勝率差で順位が入れ替わらないという、消化
試合が少ないが故の珍現象が起きましたが、首位で昨年
日本一、今季もぶっちぎりの優勝候補と目されていた
ソフトバンクとほぼ同じ成績ですから、とりあえずチーム
としては言うことなしではないでしょうか。
開幕からここまでを詳細に見ていくと・・・
■先発投手
5勝負けなしの涌井はもちろんですが、2勝3敗ながら1試合
以外はクオリティスタート(QS/先発し6回を3失点以内)を
クリアしているスタンリッジ、途中寝違えでの先発回避が
あったものの復調を果たした石川は「先発三本柱」と
言える活躍。
高卒3年目で開幕ローテーション入りした二木も規定投球回
に到達し、2勝2敗 防御率3.19ですから、二木はまだ
「突発的炎上」(好投をしていてもひとつのきっかけで急に
相手打線につかまる)が若干怖いものの、ここまで上げた
4人はこれからも計算が立ちそう。
一方の誤算は昨年規定投球回まであと一歩のところまで
行き、自己最多の8勝を上げた大嶺祐。
1勝1敗ながら防御率5.57。 21イニングを投げ20被安打は
よいとしても、与えた四死球17は多過ぎです。
今シーズン見ていると、なんか一昨年以前の自信なさげな
大嶺祐に戻っている気がしてならないですね。
昨年はいい意味でもう少し割り切って投げれていたように
見受けられましたが。
あと交流戦前までは「週5試合」の事も多く、「6人目の
先発投手」はさほど気にせずにいられますが、今月後半から
のセパ交流戦では基本3連戦x2カードの6連戦が続きます。
これまで先発した古谷、イ・デウン、チェンは一度だけ
古谷が5回を3失点で切り抜けたものの、他はいずれも
5回持たずに降板。
ファームで先発している川満やルーキー関谷もまだ「一軍」
でやれそうな感じもしないですし、そうなるとあとは唐川
しかいませんかね。
昨日30日の武蔵ヒートベアーズとの練習試合では2回無失点
でマウンドを降りましたが、この後中4日で5日の楽天戦
に先発というのもあり得そうですし。
■リリーフ投手
抑えの西野がここ最近不安定なのが気になりますが、
11試合登板の松永が防御率0.00。 他にも藤岡、益田、
内が防御率0点台、昨年はファームでストライクを取る
のに四苦八苦していた南が防御率2.45と、ほぼ盤石と
言ってよく、マリーンズ快進撃の主な要因はこの「リリ
ーフ陣の安定」と言っても過言ではないかと。
これでケガがありファームで調整している大谷が戻って
くると、前述の南が敗戦処理に回ることに・・・。
うーん、贅沢過ぎます。
■打撃陣
開幕当初は細谷が首位打者、井上が打点王ということも
ありましたが、井上は根元と入れ替わりで二軍落ち。
細谷も20打席ヒットなしとすっかり「覚醒モード」は
終了。
ただ23日の試合からナバーロが謹慎明けで復帰し、
ファームではバットをクルンクルンさせていた根元が
一軍では活躍を見せたりと、うまくカバーができている
印象です。
一時期は3割を超える打率を残していた岡田もさすがに
調子を落としましたが、自らがレギュラー時代に残して
いた「.260台」の打率には戻しています。
清田の調子は一向に上がりませんが、4番デスパイネから
角中ーナバーロー鈴木大地と3割前後の打者を並べること
ができているのも強みかと。
角中の相変わらずの得点圏打率の低さ(.208)は気になり
ますが、鈴木大地の好成績(打率.322 出塁率.435)は
特筆すべき数字だと思います。
ただ得点圏打率は低い(.182)ので、今のところ「7番打者
なら」という注釈つきではありますが。
といった感じでしょうか。
※各種成績はいずれも4月30日終了現在のものです。
シーズン序盤、好スタートを切った年でも
5月 ・・・ ギリギリ持ちこたえる
6月 ・・・ セパ交流戦中盤過ぎあたりから失速↓
のことが多いですから、今年はなんとか終盤戦まで
持ちこたえて、「実りの秋」になるよう期待したいと
思います。
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