20170505 masuda


~2017パ・リーグ公式戦 ZOZOマリンスタジアム~ 2017年5月5日(金)
公式戦28試合 7勝20敗1分  vsホークス 7敗

マリーンズ 2 - 3 ホークス

H 000 000 003 3 8 0
M 002 000 000 2 5 0

勝 中田 3勝2敗
敗 益田 3敗6S
S サファテ 12S
本 デスパイネ7号② 上林6号①

投手:H 中田-サファテ
   M 涌井-内-益田

※詳細結果はこちら(スポーツナビ)


「こどもの日」にちなんで、阪神-広島の試合が行われた甲子園球場では、選手名・審判名がすべて「ひらがな」で表記されたそうなので、当ブログでもひらがなで多くのマリーンズファンの気持ち(であろう)を表してみました。

NHK総合での試合中継という勝てないジンクスを背負いながらも、毎回ランナーを許しつつ145km前後のストレートが有効に働き7回まで無失点で切り抜けた涌井。 8回をフライ3本であっさり切り抜けた内。 3番に座ってから調子もやや上向いてきて、3回2アウト2・3塁からショート今宮の右をかろうじて破る2点タイムリーヒットを放った細谷と、現状で「ソフトバンクに勝つにはこれしかない」という試合運びができていたにも関わらず、最後の最後に「大益田劇場」がすべてをブチ壊してしまいました。

バントもできず、次の打席はあっさり初球打ちと何か意図を持ってプレイをしているのか甚だ疑問ながら「9番サードでスタメン起用」される中村の存在自体や、6回のノーアウト2塁のチャンスで4番鈴木、5番井口、6番香月一で進塁さえさせられないなど、細かいところを見れば突っ込みどころはありましたが、間違いなく「勝ちパターン」ではありましたので。

先頭の4番内川へのフォアボールももちろん・・・ですが、5番デスパイネに対し真ん中やや内め、打ち頃の高さの変化球を放ってしまう時点で「そりゃ打たれるよ」という感じしかしません。
意図していたとしてもそうでなかったとしても、一番投げてはいけないところに投げてますからね。

その後6番中村晃、7番松田はポンポンと抑えましたが、やられるとしたら今売り出し中の8番上林のような気は正直していました。 理由もなく「なんとなく」ですが。

その予感は嬉しくない意味で的中し、ライトスタンド中段に突き刺さる6号決勝ソロとなりましたし。

おとといの札幌の日本ハム戦でも1アウトも取れず大田にサヨナラタイムリーを打たれていますし、さすがにこれでは内とストッパー交替でしょう。 セットアッパーのポジションにはルーキーで荷が重いのは承知ですが有吉に入ってもらい、益田はごくごく「普通の中継ぎ」のポジションで自信を取り戻させることが必要だと思います。 ファームでの調整もありかもしれませんが、黒沢・東條あたりで代わりを務めたとしても一軍で安定した投球ができるかは微妙なところですので。


唯一の勝利パターン崩れて5連敗…ロッテ伊東監督「ショックは大きい」

ロッテの守護神益田が2試合連続で抑えを失敗し、内と順番を入れ替える配置転換が現実になってきた。

最下位のロッテは5日、2点のリードを守り切れず、9回に益田がデスパイネに同点2ラン、上林に決勝の6号ソロアーチを浴びて、今季2度目の5連敗を喫した。デスパイネには、4月18日に石川が2ランを浴びたのに続いて、また“恩返し”された。

先発涌井が今季6戦全敗のソフトバンクに7回まで無安打投球。打線も3回2死二、三塁で細谷が「とにかく必死でやるだけ。泥臭くやっていきたい」と、中前に先制タイムリーを運んで2点を先行。援護を受けた涌井は4回から3イニング連続先頭打者を出したが、デスパイネを投ゴロ併殺など粘った得点を許さず。最速149キロを記録する7回118球の熱投だった。

8回は内で3者凡退。9回、益田に全てを託したが、最悪の結果となった。目前に迫った今季2勝目が飛んだ涌井は、試合後「いい投球を続けていくしかない」と語るしかなかった。

伊東監督は試合後「逃げ切ったと思ったが、あと1点欲しかった。一所懸命やった結果で、現状では精一杯できることをやった。選手は責められない」と話したが、「ショックは大きい。また明日から切り替えてやるしかない」とガックリ。現状で考えられる唯一の勝ちパターンで落とした試合に、落胆は大きかった。

益田は3日の日本ハム戦で大田にサヨナラ打を浴びるなど、ストレートのキレと制球に精彩を欠き、2試合連続抑え失敗。今季10試合に救援して防御率0.00の内を守護神に据える可能性が高くなった。
(Full-Countより)



まぁそうでしょうね・・・。
これで「これからも益田と心中」とか言われても、イコール「勝つ気がない」としか思えませんし。

あと、パラデス・ダフィーの新外国人コンビが全く働いていないにも関わらず、これまで補強する気があるとは思えなかった球団側からもやっと少しまともなコメントが出始めました。


ロッテ林球団本部長「戦力補強急いで考えたい」

ロッテ林信平球団本部長が5日、新外国人選手の補強を急ぎたい考えを明かした。

前日4日の日本ハム戦に敗れた後、伊東監督が「球団も本気で動いて欲しい」と要望していた。以前から新戦力の調査を進めている林本部長は、この日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)前に「どういう状況かはノーコメントです」とした上で、「シーズン途中の戦力補強も急いで考えたい」と話した。

さらに「その一方で、それで100%、問題が解決するわけではない。今いる選手が調子が出ていない。それぞれの選手が力を発揮できるように。本来の力を出してくれれば、ここまでの成績にはなっていないので」と、現有戦力の復調も不可欠とした。
(日刊スポーツより)



ただ、考えるだけじゃなく実行してくださいね。
このままだとシーズン100敗しますよ。
ユニフォームやTシャツ、かぶとを配っても、考案しても販売する機会が少ない「白星サワー」などと騒いでも確実にお客が来なくなりますよ。
フロントは目先の客集めだけでなく、せめて勝率5割前後はキープできる戦力を整えなければならないことぐらい素人ではないのですから理解して欲しいところです。


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