以前 【会報977】 つくばエクスプレス ダイヤ改正2018 で取り上げた、3月17日(土)のつくばエクスプレス ダイヤ改正。

とりあえず「せっかく作った守谷駅の待避設備を使いたい」という、つくばエクスプレスの思いが伝わってくる、裏を返せば柏の葉キャンパスや柏たなか的にはデメリットな面の方が多い改正(そもそも「改正」ではないのか… 改悪?)というのは以前お知らせした通りです。

そんな中でも唯一の目玉(!?)、「秋葉原→柏の葉キャンパスが最速29分」(改正前比1分短縮)に実際乗りました。

対象列車は平日の1日1本、秋葉原22時ちょうど発の快速つくば行を利用するケースのみ。

この快速、他の快速と停車駅が同一にもかかわらずなぜか若干速く、流山おおたかの森にも最速の秋葉原から所要24分で到着します。

それに伴い、流山おおたかの森で待避している普通つくば行の出発も早まることになり、秋葉原→柏の葉キャンパス間が最速の29分で結ばれます。


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(つくばエクスプレス公式より)


わずか1分ですので、実際「速くなったなぁ」という体感はもちろんありませんが、やはり「30分」が「29分」になると見た目は速くなったように見えます。

「1,000円」と「980円」だと、20円の差ですが980円が実際の差額よりもお得に見えるのと同じかと。

マンションの広告あたりは「秋葉原から最速29分!」と謳っていいですね。
もちろん「うそ、大げさ、まぎらわしい」(昔のJAROのCM)ではありませんので。

ただひとつ疑問なのが、この快速の前の区間快速や普通の間隔が比較的空いており、そこそこに混み合うこの快速が最速運転できるのに、日中やこの後に走る秋葉原23時発の快速が最速運転できないのは謎。

秋葉原→北千住間を区間快速・普通は11分で走るのに、最速達タイプのはずの快速だけ秋葉原22時発以外は12分かけて走っていますからこれですかね、原因は。

まぁ早く走らせるなら、平日の快速に関しては浅草・南千住は通過でいいと思いますがね。 わざわざ全列車を止めるだけの利用者数はいませんし。


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