鉄道ネタ

【会報907】 昨日3月25日運転開始「S-TRAIN」に乗ってみた4

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東京ドームでのオープン戦観戦後、総武線・中央線・東海道線を乗り継いで横浜に向かいます。

今日3月25日(土)運転開始となる西武線・東京メトロ・東急線を直通運転する座席指定列車「S-TRAIN」に乗ってみようと思っていた為です。

「S-TRAIN」ってなに

平日は西武線内~東京メトロ有楽町線の豊洲との間、土休日は西武線内~東京メトロ副都心線・東急東横線経由でみなとみらい線の元町・中華街の間を結びます。

西武線のホームページで簡単な会員登録をすると、インターネットでの座席予約ができます。

予約開始が1週間前の3月18日(土)。 利用日の7日前からの予約は出発10分前までの座席指定券購入で良いので便利です。


マリーンズが貧打っぷりを発揮してしまい、オープン戦が2時間半余りで終わってしまった為時間が余ります。

横浜駅改札内のコーヒーショップでコーヒーを飲み、立ち食いそばを食べ、みなとみらい線の元町・中華街駅に向かい、お手洗いがてら一旦改札を出て戻ってきてもまだ 「S-TRAIN」はやってきていません。


□元町・中華街駅の駅名票。
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□この運転本数を1面2線のホームで捌くのですから元町・中華街駅もなにげにすごいです。
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□ 「S-TRAIN」の駅貼りポスター。
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□ 「S-TRAIN」が1番線に20分弱止まっているからか、直前の渋谷方面行はすべて2番線発着となります。
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□19時38分頃、西武秩父からやってくる「S-TRAIN4号」が元町・中華街駅に到着予定。 時間が近づくと係員の方がホームに降りてきました。
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□鉄道ファンの数も増えてきます。

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定刻19時38分、「S-TRAIN4号」が元町・中華街駅に到着しました。
よりにもよってこのタイミングでカメラがエラーを起こした為、到着時の写真・動画は取り逃しています・・・。


□「元町・中華街行」の行き先表示。
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□「S-TRAIN」の案内表示。
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□ドアは水色と黄緑に塗られています。

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到着した車両は一旦ドアを閉め車内清掃と座席の一斉転換を行います。


□進行方向(所沢向け)に転換済の座席。
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□ちなみに転換前・・・ 向きが違うだけですけど。。。
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□車端部はロングシートのまま。 だいぶ豪勢なロングシートですが。
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□ 「S-TRAIN」発車案内。
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□ 「S-TRAIN」に抜かれる案内(笑)
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□外から見た座席。
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□先頭車まで行ってみたものの、ホーム長さがギリギリでこのぐらいの写真しか撮れません。
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□向かいにいた東京メトロ7000系を撮影されている方もいました。
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□ホームの 「S-TRAIN」乗車案内。  先頭車は前寄り、他の車両は各車両後ろ寄りのドアのみ開閉します。
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□最後尾は若干ホーム長さに余裕があったので、暗いですが写真が撮れました。
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□車内の様子。
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□座席。 リクライニングしないクロスシートですが、各座席にドリンクホルダーがあり、窓側座席の壁側には電源コンセントがついています。

また、足元のペダルで座席の回転もできます。
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□前座席の枕後ろについている注意事項。
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□座席指定列車で長距離(最長元町・中華街~西武秩父間)を走るからか、4号車にはバリアフリーに対応したお手洗いもついています。
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□ドア上のモニター。
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□通路上のモニター。
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□車内ではフリーのwifiも利用できます。 渋谷駅付近で若干接続があやしくなりましたが、その他の区間では快適に利用できました。

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定刻の19時55分、所沢に向けて 「S-TRAIN5号」が元町・中華街駅を出発します。 車内の座席は半分~2/3程埋まっていました。


□元町・中華街出発後の車内放送。 運転開始日でしたがさすがに「5号」だからか特別な案内はありませんでした。 途中日本大通り駅を通過します。(動画)




みなとみらい・横浜・自由が丘・渋谷・新宿三丁目の順で停車していきます。
みなとみらい・横浜ではポツポツと乗車があり、自由が丘・渋谷ではある程度乗降車がありました。


□次駅案内 自由が丘。
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□次駅案内 渋谷。
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□次駅案内 新宿三丁目。
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□ 「S-TRAIN」の車内ポスター。

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停車駅は少ないですが、運転密度の高い東横線内では高速運転することもできず、所要時間は通常の特急と変わりません。

よって菊名・武蔵小杉・中目黒の各駅ではドア開閉なしの運転停車をしていました。

ホームで次の電車を待っている人も、「なんだ、この電車は乗れないのか・・・」といった感じ。


□武蔵小杉で運転停車。 少し遅れていますね。
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□渋谷を過ぎると、8割以上の座席が埋まってきました。
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渋谷では遅れを取り戻しており、定刻の20時36分に新宿三丁目に到着。
こちらで下車します。

□新宿三丁目に到着。
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□新宿三丁目駅の「S-TRAIN」発車案内。

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以上、「本日3月25日運転開始「S-TRAIN」に乗ってみた」でした。

新型車両で設備も整っていますし、「確実に座れる」「ゆったりと移動できる」という面では大きなメリットがあると思います。 ただ、みなとみらい線・東横線→東京メトロ線内で560円、みなとみらい線・東横線→西武線内で860~1,060円(いずれも大人)の座席指定料金は若干割高かも・・・。

まずは平日・土休日とも利用者の間にいかに利便性が浸透性するかですかね。 まぁ走行する各路線とも旅客需要が著しく多いですから、一定数の利用は見込めるかと思いますし。


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【会報905】 JR臨時快速「南房総満喫号」に乗ってみた  大宮~蘇我間は土休日ごとに運転とかできないかな4

【会報904】 観戦できないのにZOZOマリンスタジアムに行く で名称変更された後のマリンスタジアムを下見(!?)した帰り、バスで海浜幕張駅に戻ると17時05分を過ぎたあたり。

ちょうど武蔵野線府中本町行が17時05分に出発してしまった後で、「わー、これは少し待つな・・・」(参照 → 【会報901】 ZOZOマリン観戦 → JR武蔵野線沿線は帰りづらい・・・ ので連絡時刻表を作ってみた 2017)と思いながら駅の発車案内を見ると、


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の表示が。

「南房総満喫号?」と思いながら乗り換え案内サイトで詳細を調べると、内房線の館山から木更津・蘇我・京葉線・武蔵野線・埼京線を経由して大宮に向かう臨時快速電車のよう。

全車指定席で別途520円の指定席券が必要ですが、確実に座って帰れるのであれば・・・ と思い海浜幕張駅みどりの窓口脇の指定券券売機で指定券券を購入し乗車しました。

それにしても昨今の指定券券売機は賢すぎますね。

「特急・快速」の選択肢に「南房総満喫号」がなく、「こりゃ窓口行きかな」と思いきや「乗車区間を選択し → すぐ乗る」を押すときちんと表示され、しかも出発時刻10分前にもかかわらずシートマップで座席指定も可能。

管理人を含め券売機の賢さに利用者が右往左往している状態でした。


使用車両は185系電車。
管理人が小学生の頃、東海道線でたまに「普通電車」に使用されており、「やったー踊り子号だー」と喜んだ記憶がありますから、もう30年以上使用されている古参の車両です。


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海浜幕張を出てすぐ幕張センターの脇を通過します。
元常磐線スーパーひたち用の651系が止まっていました。
ディズニー関連の臨時電車用ですかね。


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3/11・12・18・19・25の5日間限定での運転らしいのですが、6両編成と短めの編成でも3~4割の乗車率。

やっぱり告知不足でしょうか。
JR東日本の「春の臨時列車案内」 にも小さく掲載されているだけでしたし。


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座席は古いながらリクライニングもしますし、各座席にテーブル付。
回転して4人がけにもできます。
まったり小グループやファミリーで利用するには悪くないかと思います。


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デッキ。


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海浜幕張を出発した「南房総満喫号」は、西船橋・東松戸・新八柱・新松戸・南流山の順に停車していきます。
他線との乗り換え駅はくまなくカバーしているようですね。

新八柱・新松戸の到着案内を動画撮影してみました。








海浜幕張を出発してちょうど30分、南流山で下車します。


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武蔵野線普通電車でも最速30分なので特別速い訳ではありませんが、確実に座れる、乗り換え不要という面でやはりラクに移動ができました。


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正直この乗車率だと土休日ごとの運転は時期尚早でしょうが、

・列車の運行告知を継続的に行う。
・大宮~蘇我間の運行を基本とし、シーズンによって外房線・内房線へ直通運転する

*列車名は、
 蘇我折り返し ・・・ 京葉ベイライン満喫号
 内房線周り館山行 ・・・ 南房総満喫号via内房
 外房線周り安房鴨川行 ・・・ 南房総満喫号via外房
 等とする。

・京葉ベイライン満喫号運行時は南船橋にも停車。

・運行時刻を復路は1時間程度繰り下げる。

 館山発着を例にすると、

 (現) 大宮 8:48→ 海浜幕張 9:58 → 蘇我 10:09 → 館山 11:43
    館山 15:13 → 蘇我 17:06 → 海浜幕張 17:20 → 大宮 18:29

 (改訂案) 大宮 8:48 → 海浜幕張 9:58 → 蘇我 10:09 → 館山 11:43
      館山 16:13頃 → 蘇我 18:06頃 → 海浜幕張 18:20頃 → 大宮 19:29頃

 復路が少し早いかなと思われるので・・・。



とすれば、冬のシーズンオフ期間以外は土休日ごとに運転してもそれなりに利用客が見込めそうな感じがします。


そして海浜幕張18:20頃発であれば、14時からのZOZOマリンでのデーゲームを観戦して帰るのには若干余裕をみてちょうどいいぐらいかと。

朝は蘇我方面行を利用し、少し早めに海浜幕張に着いてイオンモール幕張新都心でショッピング&ランチ。
その後ZOZOマリンでマリーンズ戦を観戦し、試合後大宮行に乗車しゆったり座って帰宅。

往復のJR乗車券+指定席券、海浜幕張駅→イオンモール幕張新都心、ZOZOマリン→海浜幕張駅のバスチケット、ZOZOマリンでの観戦チケット、あとはイオンモール幕張新都心→ZOZOマリン間の何かしらの移動手段をセットにした観戦パックを商品設定しても面白いかもしれません。

もとよりあれだけの規模を誇るイオンモールとZOZOマリンスタジアムとの間に直接移動する手段がないのも不思議な話ですし。


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【会報875】 東武特急「りょうもう」の「台湾鉄道特急 普悠瑪(ぷゆま)」カラー車両に乗ってみた4

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半年以上前に大枠を作成したのに、アップするのを忘れていました。
今更ではありますが、せっかくなのでアップします。

東武鉄道と台湾鉄道(台鐵)の友好鉄道協定締結の一環として
2016年6月17日(金)より東武特急「りょうもう」の一編成に台湾鉄道の
特急 「普悠瑪(ぷゆま)」号
をベースにした塗装が施されて
います。

その車両に試し乗りをしてきたというお話です。

運行スケジュールは東武鉄道のホームページに記載されて
いて、週に一回定期的に更新されています・・・ が、
この週だけなぜか不定期に更新が入っており、乗る2~3日前に
確認したスケジュールと、当日乗る寸前に確認したスケジュール
がなんと異なっていました。

しかもそれに気づいたのが、乗車当日の北千住に着く寸前!
(北千住から浅草に向かい、浅草→東武動物公園で利用予定でした)

慌てて調べ直すと、北千住から東武動物公園に急行で向かえば
なんとか東武動物公園で浅草行「普悠瑪(ぷゆま)カラーのりょうもう号」
に間に合いそう。

ということで、一旦北千住から久喜行の急行に乗り、東武動物公園
で降りた後改札を出て入り直し、更にホームの自動券売機で
特急券を購入します。

久喜行急行の東武動物公園着が昼の12時11分、特急りょうもうの
東武動物公園発が18分でしたので7分しかありませんでしたが、
なんとか問題なくホームで 「普悠瑪(ぷゆま)」号カラーの
特急りょうもうを迎えることができました。
 
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東武動物公園駅の特急乗車位置は2号車と5号車のみとなって
いましたので、5号車から乗り込みます。
(指定された座席は4号車)

座席は8割方埋まっていました。

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デッキとのドア上部にある電光掲示案内。

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中国語表記を見るとますます台湾っぽいですね。

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「下一站」は「次の駅」を意味します。
 
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東武動物公園から25分ほどで北千住に到着。
ここで多くの乗客が下車。

座席も空いてきたので車内の様子を撮影します。

座席はやや古めかしい感じ。
シートピッチもそこまでは広くないです。
(内装には特に手を加えられていません)

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各座席には大きめのテーブルが設置されています。

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まもなく「とうきょうスカイツリー駅」に到着。

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とうきょうスカイツリー~浅草の一駅間は特急券なしでも
特急に乗車できます。

まもなく浅草に到着。
 
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到着ホームで撮影をします。
 
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本家の 「普悠瑪(ぷゆま)号」ではTRA(台湾鉄道を表す)に
なっているところが、こちらでは「Ryomo」になっています。
*本家はこちら
 
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東武鉄道と台湾鉄道(台鐵)の友好鉄道協定締結を表す
ロゴマーク。
 
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2016年のえと、「さる」をモチーフにしたロゴも至るところに
つけられていました。

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東武の浅草駅は昔ながらの駅をそのまま使用しています。
なので・・・

ホームの先端はえらく狭かったり・・・。
 
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電車とホームの間が開き過ぎていたり・・・。
「お気をつけください」っていうか、普通に人が落ちますよ
これ。

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逆に電車がホームスレスレだったり・・・。

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しばらくすると、車両は回送されていきました。
 
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「普悠瑪(ぷゆま)カラーのりょうもう号」を撮影した後は
浅草駅直結の「浅草エキミセ」内で昼ご飯を食べて帰り道に
つきました。

北千住までは東武線で戻ることにしましたが、すぐの電車が
たまたま区間快速の東武日光・会津田島行。
 
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6両編成ですが、前2両が野岩鉄道・会津鉄道直通の会津田島行、
中2両が東武鬼怒川線の終点新藤原止まり、後ろ2両が東武日光
行と見事に途中で3分割されます。
 
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通勤輸送が主目的ではないので、車内には4人がけのボックス
シートが並んでいます。
 
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大きなテーブルもあり。
 
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電車の側面にあるような行き先表示が車内にもありました。
分割されるので、どこ行きの車両かがわかるようにして
あるんでしょうね。
 
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以上、 「普悠瑪(ぷゆま)カラーのりょうもう号」(+スカイツリー
ラインの区間快速)をお伝えしました。

次回台湾に行った際はぜひ本家台湾鉄道の特急
「普悠瑪(ぷゆま)」号に乗ってきたいと思います。


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【会報861】 浅草発 野田線運河行「臨時特急きりふり267号」に北千住から乗ってみた4

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2016年11月21日
 東武鉄道株式会社

昨年に引き続き
浅草から東武アーバンパークライン
清水公園方面に直通する
運河行き臨時特急列車を運転します!


12月2日(金)・9日(金)・16日(金)・22日(木・祝前日)
の深夜時間帯に設定


東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、2016年12月2日(金)
・9日(金)・16日(金)・22日(木・祝前日)に東武スカイ
ツリーライン 浅草発、東武アーバンパークライン直通運河行きの
臨時特急列車を昨年に引き続き運転します。

臨時特急列車は、東武スカイツリーライン 浅草を22:10に発車し、
春日部から東武アーバンパークラインに入り、運河まで直通運転し、
忘年会等の多くなるシーズンの深夜時間帯に浅草・とうきょうスカイ
ツリー・北千住からゆったりと座り、乗り換えることなく清水公園・
運河方面までご帰宅いただけます。

なお、この臨時特急列車で北千住~春日部間にご乗車された
お客さまには、各日によって異なるデザインの乗車証明書と、
臨時特急列車に使用する300型車両がデザインされた乗車証明書
収納用の台紙をプレゼントします。

2017年春に予定しているダイヤ改正では、新型特急車両
「リバティ」が「特急アーバンパークライナー」として、浅草から
東武アーバンパークライン大宮方面、清水公園・野田市方面へ
直通するほか、大宮発運河行きなどの列車としても運転します。

この機会にぜひ、臨時特急列車をご利用いただくとともに、
「リバティ」の運転開始にご期待ください。

概要は別紙(以下)のとおりです。
以 上
※お問い合わせは、東武鉄道お客さまセンター
☎03-5962-0102



東武アーバンパークライン 運河駅行き臨時特急列車の概要について
1 運 転 日 2016年12月2日(金)、9日(金)、
      16日(金)、22日(木・祝前日)

2 列 車 名 特急きりふり267号

3 停 車 駅 東武スカイツリーライン 浅草→とうきょうスカイツリー→
      北千住→春日部→(直通)東武アーバンパークライン
      藤の牛島~運河各駅

4 使用車両 300型(6両)

5 特急料金 浅草・とうきょうスカイツリー・北千住から
      春日部まで 310円(小児160円)

※ご利用の際には、乗車券のほか特急料金が必要です。
※東武アーバンパークライン(春日部~運河間)のみをご利用に
 なる場合の特急料金は不要です。

6 特典 北千住~春日部間をご乗車されたお客さまには、各日に
    よって異なるデザインの乗車証明書と、臨時特急列車に
    使用する300型車両がデザインされた乗車証明書収納用の
    台紙をプレゼントします。
以 上


※主な停車駅の発着時刻 特急きりふり267号
浅草           22:10発
とうきょうスカイツリー  22:13発
北千住          22:23発  
春日部          22:52着 
清水公園         23:16着 
運河           23:28着
(東武鉄道ホームページより)



東武鉄道ホームページの「お知らせ」欄の記載内容が細部に渡る
詳しいものでしたので、そのまま引用をさせていただきました(笑)

ということで、昨年から年末の金曜日・祝前日に浅草→北千住→春日部
→運河(東武アーバンパークラインという名の野田線)間で運転されて
いる、「臨時特急きりふり」に乗ってきましたので取り上げます。

仕事終わりに浅草まで向かう時間がありませんでしたので
乗車は北千住からとしました。


□北千住駅の発車案内。 新栃木と春日部・館林に挟まれた「運河」。
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北千住駅東武中央改札脇にあったコンビニって、閉店して
しまったのですね。

夕飯とビールを調達できればと思ったのですが、それも
かなわず、自動販売機でペットボトルの飲み物のみを購入し
北千住駅の特急専用ホームに向かいます。

駅構内で営業していたのが、「てんや」、回転寿司の「海鮮三崎港」
とラーメン屋ですからね。

「ちょっと車内でつまもう」的なものを購入するには残念な
ラインナップでした。 


□特急専用ホーム改札口脇に掲示されていた、来年から
 運転開始の「特急リバティ」ポスター。

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□北千住特急専用ホームの駅名票。 特急用なので次駅が春日部と
 東武動物公園になっています。

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□特急専用ホームの様子。 次の館林行特急りょうもうを待つ人も
 いてかなりの人の数です。

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▼特急きりふり267号の入線風景&北千住発車後の車内放送。(動画)





発車10分前に北千住駅の自動券売機で特急券を購入したところ
購入中に窓側席が満席に。

ということで、車内は8割方座席が埋まっていました。

茶色の2人がけシートが並ぶ車内。
シートピッチは決して広いとはいえず、座席自体も回転させて4人向かい
合わせにすることはできますが、リクライニングはしません。

まぁ元が1973年に製造された1800系で、それの改造車が今回この
特急きりふりに使用されている300系ですから、車内が古めかしいのは
仕方ないのかもしれませんが。

確かにこの車両では310円(春日部までの利用に必要)以上の特急料金は
取れないでしょうね。


□茶色一色のレトロなシートが並ぶ車内。  8割方座席は埋まっていますが・・・。 通勤帰りも多いですがテツな方も多いです。
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□前の座席の背には折りたたみテーブルがあります。
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□ペットボトルホルダーも一応あり。
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□特急券。 空席の座席前ネットに挟まっていたものです。
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□その座席前ネット。 ペットボトル1本入れたらギリギリですね。
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□座席。 リクライニングもせず、シートピッチも広くはないので長時間乗車は厳しい感じ。
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□窓側には大型テーブルが備わっています。
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□でかいぞ、テーブル!
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草加を過ぎたあたりで、記念乗車証が配布されました。

乗車日の入った硬券が挟んである豪華版!
実質通勤特急なのにこのサービスは驚きです。

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□表は回送表示の300系。
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□裏は特急きりふり表示の300系。
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□中はこの特急きりふりと来年から走る特急リバティの案内。
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□そして硬券の記念乗車証。
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「特急」といいながらも、スピードは正直ゆっくりのんびり。
前の電車がつかえているようで、春日部には約5分遅れの22:57頃
到着。

春日部で方向転換があり、進行方向が反対に。
また春日部から終点運河までは各駅停車となり、特急券なしで
利用できます。


□春日部には約5分遅れで到着。
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□側面の案内表示は赤地に白地で「臨時」のシンプルなもの。
 どうせなら「特急きりふり 運河」と出して欲しかったですが。

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□川間で普通大宮行と行き違い。
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▼終点運河に到着時の車内アナウンス。(動画)



□約2分遅れの23:30、終点運河に到着。
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□到着後しばらくして回送の準備に入ります。
  「林間学校」なんていう方向幕があるんですね。

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□任務を無事終え、回送を待つ300系。
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□テツな方が大集合。 撮影会状態でした。
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□運河到着放送でも案内されていた、後続の普通柏行に
 乗って帰ります。

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これで今回の「臨時特急きりふり」乗車記は終了です。


この臨時特急きりふり、野田線直通というのは面白い試みですが
終点運河まで乗ると北千住から1時間5分もかかります。


■北千住→運河間 臨時特急きりふり利用 距離:46.2km
北千住 22:23発 → 運河 23:28着
乗車券(IC) 648円 + 特急券 310円 = 合計 958円


□北千住→運河間 流山おおたかの森乗換 距離:24.2km
 つくばエクスプレス+野田線普通列車利用
北千住 22:26発 → 流山おおたかの森 22:41着
流山おおたかの森 22:52発 → 運河 22:59着
つくばエクスプレス乗車券(IC) 515円 + 野田線乗車券(IC) 165円
= 合計 680円



つくばエクスプレス+野田線利用のが圧倒的に速いし安い・・・。
走行距離が半分強ですから当然ではありますが。

まぁ運河まで運転するのは車両折り返しの都合でしょうから、
ターゲットとしている乗客層は春日部寄りの各駅(藤の牛島~
清水公園あたり)なのでしょう。

清水公園は東武が力を入れて開発をしているようですし。


また、来年春には新しく特急「リバティ」シリーズとして新型の
500系車両が導入されますので、その際は運行形態に変化が
あるのではないかと。

その際にはまた当ブログで取り上げようかと思います。


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【会報850】 つくばエクスプレス 2016年~2017年年末年始運行まとめ

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・12/30(金)~1/3(火)は土曜休日ダイヤで運転

・大晦日~元旦にかけて3往復の臨時運転
 (1往復は区間延長)を実施。


ですね。 簡単にまとめると。

つくばエクスプレスの公式発表は、

年末年始期間の列車運行のご案内
〜大晦日の終列車後から元日の初列車までの間に
臨時列車を運転します!!〜


つくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道株式会社
(代表取締役社長 柚木 浩一、本社:東京都台東区)では、年末年始
期間中となる12月30日(金)から1月3日(火)までの5日間は「土曜・
休日ダイヤ」で運転いたします。

また、12月31日(土)大晦日の終列車後から1月1日(日)元日の
初列車までの間にかけて、一部定期列車の延長運転を含めた臨時
列車の運転を実施いたします。
初詣や年越しイベントのお出かけには、是非、便利なTXをご利用下さい。

1.年末年始期間のダイヤについて
12月30日(金)〜 1月3日(火)までの5日間は、「土曜・休日ダイヤ」
運転いたします。

2.大晦日の終列車後から元日の初列車までの間の臨時列車について
【下り列車】
秋葉原発(0:18)守谷行き終列車の後に、定期列車の延長運転1本を
含めた臨時列車3本を運転いたします。

2016txnenmatsu1

※主要駅の出発時刻および終着駅の到着時刻を表記しています。
※秋葉原発(4:35)つくば行き列車の「守谷〜つくば間」は定期列車となります。

【上り列車】
つくば発(0:00)守谷行き終列車の延長運転1本を含めた臨時列車3本を運転いたします。

2016txnenmatsu2

※主要駅の出発時刻および終着駅の到着時刻を表記しています。
※つくば発(0:00)秋葉原行き列車の「つくば〜守谷間」は定期列車となります。

 以上 (つくばエクスプレス公式より)


となっています。
例年は年が明けてすぐの0~2時台に20~60分間隔で下り・上り共
3~4本の臨時電車運転・区間延長を行い、その後は5時前後の始発電車まで
運行がありませんでしたが、今年は運転間隔を広げた代わりに終夜運転に
近いようなかたちになっています。
うち1往復は守谷~つくば間往復電車の秋葉原延長となっていますが。

さすがに年越しの晩でも30分に1本とかで走らせるほどの需要はなく
同じ本数を走らせるのであれば、運行時間帯を広げた方が
良いという判断なのかもしれません。

駅員など運行スタッフ的には今年末のようなスタイルの方が負担が
かかりますしね。 運行しない時間がない以上駅施設も開けている
でしょうし。


<参考/2015年~2016年年末年始運行告知ポスター>
image


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