井上:俺が首位打者?
そうです(笑)
一軍の首位打者(現時点)が角中なら、二軍は井上なのです。
NPB(日本野球機構)のホームページに記載されている二軍成績を
見ると、規定打席に到達していない井上はずっとランク外で
楽天の中川(最終打率.287)が打率トップとして掲載されていました。
しかし、井上が規定打席に足らない45打席すべてを凡退しても
中川の打率を上回るということで、井上が2016年イースタンリーグ
の「首位打者」となりました。
計算上はこのような感じです。
■M井上 2016年イースタン打撃成績
274打席 240打数82安打 15本塁打50打点 打率.342
↓仮に規定打席(マリーンズは319)まですべて凡退しても・・・↓
319打席 285打数82安打 打率.2877
□E中川 2016年イースタン打撃成績
334打席 275打数79安打 9本塁打56打点 打率.2873
わわわ、思っていた以上に僅差でしたね。
どうりでこれまで話題にもならなかった訳です。
ちなみに中川は一昨日(25日)のvsヤクルト戦にスタメン5番で
出場しており2打数ノーヒットでしたが、もし仮に欠場して
いたとすると、273打数79安打で打率.289 でしたから、
二軍とはいえタイトルを気にするのであれば無理に出なくても
良かったと言うことになりますが。
一軍の試合にもソコソコ出場している中川なので「二軍の
タイトルなんかはいらない! 一軍で活躍してナンボだ!」
なのか、それとも球団関係者の「やべっ、計算間違えた・・・」
なのか。
二軍とはいえ一応タイトルホルダーとして名前は残りますから
後者だとしたらちょっと悲しいところです。
その他、イ・デウンが10勝で最多勝。 シーズン中盤以降抑えと
して定着した金森が17セーブで最多セーブとなっています。
あとルーキーイヤーは二軍でもロクに抑えられずどうなることかと
思った宮崎がすっかり左の中継ぎとして定着し、リーグ最多の
51試合に登板しました。(→昨日26日付で初の一軍昇格)
金森は今シーズン一軍登板はここまで1試合(1イニングを投げ
被安打5自責点4・・・)のみですが、調子を上げてきた今なら
上で試してみる価値もありそうです。(香月良もですかね)
イ・デウンは気づいたら10勝していました・・・。
防御率2点台でシーズンをまとめ上げた読売の江柄子・長谷川
を差し置いての最多勝ですが、「ビシッ」と抑えているイメージ
が皆無なのは、112イニングを投げ67失点(それでも自責点は48)
もしているが故でしょう。
四死球も60と2イニングに1個以上出しており、最終戦で見せた
「いい時もあるけど、崩れ出したら止まらない」そのまま
だったような。
あと、川満は最多与四球(64)と最多自責点(56)共に
「不名誉なリーグトップ」でしたか・・・。
昨日26日はリーグ3位(井上を含めると4位)となる打率.281を
残した香月一も宮崎と共に一軍昇格し、早速「9番サード」で
スタメン出場。 第1打席で摂津からレフトへプロ初ヒット
を放ち幸先の良い一軍デビューを果たしました。
レギュラーシーズンも残り一週間となりましたが、CSに
向けての調整同様、若手の経験の場にもなればと思います。
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