懐かしい「ドラゴンクエスト調」のタイトル
にしてみましたが、内容はマリーンズのチャンス
テーマについての話です。
先日、当ブログにて行ったアンケート「昨今の
マリーンズ応援団はどうなの?」で今の応援団
に対しての不満として多かった「チャンステー
マをやらな過ぎる」。
果たしてどれだけやっていないのか。
当ブログでは実際のマリーンズの試合で検証し
てみることにしました。
【サンプル試合】
~2015公式戦 6月27日(土) QVCマリン~
対オリックス 5勝4敗
2015公式戦通算 33勝35敗 5位
千葉ロッテ 12-3 オリックス
B 011 000 001 3 11
F 031 107 00X 12 15
勝 涌井 6勝5敗
敗 ディクソン 8勝5敗
本 T-岡田7号① カラバイヨ12号①
デスパイネ10号①
B ディクソン-海田-比嘉-前田-佐藤達
M 涌井-藤岡-イ・デウン-香月良-伊藤
この時点までパ・リーグ防御率1位だった
ディクソンをマリーンズ打線が攻め5回までに
5得点。
6回にはディクソンから代わった海田・比嘉・
前田の3投手から更に7点を追加しオリックス
に圧勝したゲームです。
初回・2回はチャンスがあってもチャンステー
マはやらないのが今年のマリーンズ応援団の
謎のポリシーですから、3回から8回(9回は
攻撃なし)まで応援団がどのような応援を行った
かを下記にまとめてみました。
□3回
3番 角中 ファーストゴロ
コールのみ
4番 デスパイネ センターヘのホームラン
コールのみ
5番 クルーズ 三振
最初から選手応援歌
6番 今江 フォアボール
コールのみ
7番 根元 ファーストゴロ
コールのみ
□4回
8番 田村 レフト前ヒット
コールのみ
9番 鈴木 送りバント
コールのみ
1番 清田 ショートゴロ
コールのみ
2番 岡田 ライトヘのタイムリー2塁打
コールのみ
3番 角中 レフトフライ
最初から選手応援歌
□5回
4番 デスパイネ 三振
カウント1-2から選手応援歌を始めようとするが
次のボールを空振り三振。
前奏のみで終了。
「もっと早くやれよ!」と応援団に対するヤジ
5番 クルーズ レフト前ヒット
コールのみ
6番 今江 デッドボール
コールのみ
7番 根元 サードゴロ
最初からチャンステーマ2
8番 田村 三振
最初からチャンステーマ2
□6回
*イニング前
・キラメキラリ
9番 鈴木 ファーストゴロエラー
最初から選手応援歌
1番 清田 レフト前ヒット
カウント0-1から選手別応援歌
ヒット後「台湾ヒットテーマ」
2番 岡田 ライト前タイムリーヒット
コールのみ
ヒット後「It`s My Life」
「何か応援やれよ!」と応援団に対するヤジ
3番 角中 ライトヘのタイムリー3塁打
コールのみ
ヒット後「好きだぜロッテ(夢花火)」
4番 デスパイネ センター前タイムリーヒット
サッカー日本代表?風応援歌
5番 クルーズ センター前ヒット
最初から選手応援歌
6番 今江 レフト前ヒット
最初から選手応援歌
ヒット後「勝利の旗」
7番 代打青松 ファーストファールフライ
最初から若手のテーマ
8番 田村 押し出しのフォアボール
コールのみ
9番 鈴木 ライトヘのタイムリーヒット
最初から選手応援歌
ヒット後「歓喜のテーマ」
1番 清田 三振
カウント1-2から選手別応援歌
2番 岡田 三振
コールのみ
□7回
*イニング前
・You Are My Hero
3番 角中 セカンドゴロ
コールのみ
4番 デスパイネ フォアボール
カウント1-2から選手別応援歌
5番 三木 サードゴロダブルプレー
応援なし
□8回
6番 中村 センターフライ
コールのみ
7番 青松 ショートゴロ
最初から若手のテーマ
8番 田村 センター前ヒット
コールのみ
9番 鈴木 センターライナー
カウント2-0から選手別応援歌
応援の種類別に割合を出してみると、
3~8回打者数 計34人
チャンステーマ 2人
2ストライク以降に選手応援歌 3人
1ストライク以降に選手応援歌 1人
0ストライクから選手応援歌 10人
コールのみ 17人
応援なし 1人
といった感じ。
※選手応援歌にはデスパイネのサッカー日本
代表風応援と、青松の若手のテーマも含まれ
ます。
ストライクカウントごとに分けたのは、打者が
打席に入り比較的早い段階から選手応援歌を
流し始めたのか、それともコールを何回か繰り
返してから応援歌を流し始めたかをわかるよう
にする為です。(2ストライク以降に応援歌=
コールを数回やってから応援歌へ)
これを見るといかにコールが多いかがわかり
ますね。
全体の50%ですから。
しかもコールを多く行ってからの応援歌だと
途中で切れてしまうことが多く、回のデス
パイネの打席でカウント1-2から個人応援歌を
流し始め、次の球をデスパイネが空振りし
前奏だけで応援歌が終わってしまった時には
さすがに「もっと早くやれよ!」と応援団に
対するヤジもちらほら。
また、この試合の6回は滅多にない1イニング
7得点のビッグイニングでしたからそれなりに
選手応援歌は流れていますが、それでもこの回
チャンステーマは一切なし。
(チャンステーマは5回に流れた「チャンステー
マ2」のみ)
ビッグイニングになるような回にチャンス
テーマを使わないでいつ使うつもりなので
しょうか。
ちなみにオリックスは4回以降チャンスと言える
チャンスがなく、よってもちろん「チャンス
テーマ」はありませんでしたが、4回の鉄平・
山崎勝の打席以外9回まで各選手の打席で選手
応援歌を流していました。
選手のサポートとなり、ファンが楽しめて
(かつ球団的にはそれが観客動員につながり)
の応援ですから、
・チャンステーマばかり
・選手応援歌ばかり
というのも確かにどうかとは思いますが、
いかにバランスよく様々な応援を、状況をうま
く踏まえて行うかという部分が今のマリーンズ
応援団に欠けている部分であり、かつ応援団長
ジントシオ氏の良い部分を他の団員が引き継げ
ていない部分だと感じます。
この面が改善されない限り、
・イースタンの試合で数人の方が口にしていた
「チャンステーマ」は試合の中盤以降でない
とやってはいけないんだよという無駄な縛り
→ 試合の中盤以降でもロクにチャンステー
マが流れなくなり、チャンステーマ1に
至ってはもはやレア化。
・上記の試合の6回、3点を加えてなおもノー
アウト満塁 根元の代打 11年目の青松の
打席で「若手のテーマ」を流すセンスのなさ
という今の応援団があまり支持されない原因と
思われる事象も改善されないでしょう。
「マリーンズの組織的応援活動」はこれから
どのような方向に向かうのか。
今後も提言を含めながら当ブログでは取り上げ
ていきたいと思います。
◆◇◆「いかにバランスよく様々な応援を、状況をうまく踏まえて行うかという部分が今のマリーンズ応援団に欠けている」に賛同いただける方は、ぜひクリックをお願いします◆◇◆
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にしてみましたが、内容はマリーンズのチャンス
テーマについての話です。
先日、当ブログにて行ったアンケート「昨今の
マリーンズ応援団はどうなの?」で今の応援団
に対しての不満として多かった「チャンステー
マをやらな過ぎる」。
果たしてどれだけやっていないのか。
当ブログでは実際のマリーンズの試合で検証し
てみることにしました。
【サンプル試合】
~2015公式戦 6月27日(土) QVCマリン~
対オリックス 5勝4敗
2015公式戦通算 33勝35敗 5位
千葉ロッテ 12-3 オリックス
B 011 000 001 3 11
F 031 107 00X 12 15
勝 涌井 6勝5敗
敗 ディクソン 8勝5敗
本 T-岡田7号① カラバイヨ12号①
デスパイネ10号①
B ディクソン-海田-比嘉-前田-佐藤達
M 涌井-藤岡-イ・デウン-香月良-伊藤
この時点までパ・リーグ防御率1位だった
ディクソンをマリーンズ打線が攻め5回までに
5得点。
6回にはディクソンから代わった海田・比嘉・
前田の3投手から更に7点を追加しオリックス
に圧勝したゲームです。
初回・2回はチャンスがあってもチャンステー
マはやらないのが今年のマリーンズ応援団の
謎のポリシーですから、3回から8回(9回は
攻撃なし)まで応援団がどのような応援を行った
かを下記にまとめてみました。
□3回
3番 角中 ファーストゴロ
コールのみ
4番 デスパイネ センターヘのホームラン
コールのみ
5番 クルーズ 三振
最初から選手応援歌
6番 今江 フォアボール
コールのみ
7番 根元 ファーストゴロ
コールのみ
□4回
8番 田村 レフト前ヒット
コールのみ
9番 鈴木 送りバント
コールのみ
1番 清田 ショートゴロ
コールのみ
2番 岡田 ライトヘのタイムリー2塁打
コールのみ
3番 角中 レフトフライ
最初から選手応援歌
□5回
4番 デスパイネ 三振
カウント1-2から選手応援歌を始めようとするが
次のボールを空振り三振。
前奏のみで終了。
「もっと早くやれよ!」と応援団に対するヤジ
5番 クルーズ レフト前ヒット
コールのみ
6番 今江 デッドボール
コールのみ
7番 根元 サードゴロ
最初からチャンステーマ2
8番 田村 三振
最初からチャンステーマ2
□6回
*イニング前
・キラメキラリ
9番 鈴木 ファーストゴロエラー
最初から選手応援歌
1番 清田 レフト前ヒット
カウント0-1から選手別応援歌
ヒット後「台湾ヒットテーマ」
2番 岡田 ライト前タイムリーヒット
コールのみ
ヒット後「It`s My Life」
「何か応援やれよ!」と応援団に対するヤジ
3番 角中 ライトヘのタイムリー3塁打
コールのみ
ヒット後「好きだぜロッテ(夢花火)」
4番 デスパイネ センター前タイムリーヒット
サッカー日本代表?風応援歌
5番 クルーズ センター前ヒット
最初から選手応援歌
6番 今江 レフト前ヒット
最初から選手応援歌
ヒット後「勝利の旗」
7番 代打青松 ファーストファールフライ
最初から若手のテーマ
8番 田村 押し出しのフォアボール
コールのみ
9番 鈴木 ライトヘのタイムリーヒット
最初から選手応援歌
ヒット後「歓喜のテーマ」
1番 清田 三振
カウント1-2から選手別応援歌
2番 岡田 三振
コールのみ
□7回
*イニング前
・You Are My Hero
3番 角中 セカンドゴロ
コールのみ
4番 デスパイネ フォアボール
カウント1-2から選手別応援歌
5番 三木 サードゴロダブルプレー
応援なし
□8回
6番 中村 センターフライ
コールのみ
7番 青松 ショートゴロ
最初から若手のテーマ
8番 田村 センター前ヒット
コールのみ
9番 鈴木 センターライナー
カウント2-0から選手別応援歌
応援の種類別に割合を出してみると、
3~8回打者数 計34人
チャンステーマ 2人
2ストライク以降に選手応援歌 3人
1ストライク以降に選手応援歌 1人
0ストライクから選手応援歌 10人
コールのみ 17人
応援なし 1人
といった感じ。
※選手応援歌にはデスパイネのサッカー日本
代表風応援と、青松の若手のテーマも含まれ
ます。
ストライクカウントごとに分けたのは、打者が
打席に入り比較的早い段階から選手応援歌を
流し始めたのか、それともコールを何回か繰り
返してから応援歌を流し始めたかをわかるよう
にする為です。(2ストライク以降に応援歌=
コールを数回やってから応援歌へ)
これを見るといかにコールが多いかがわかり
ますね。
全体の50%ですから。
しかもコールを多く行ってからの応援歌だと
途中で切れてしまうことが多く、回のデス
パイネの打席でカウント1-2から個人応援歌を
流し始め、次の球をデスパイネが空振りし
前奏だけで応援歌が終わってしまった時には
さすがに「もっと早くやれよ!」と応援団に
対するヤジもちらほら。
また、この試合の6回は滅多にない1イニング
7得点のビッグイニングでしたからそれなりに
選手応援歌は流れていますが、それでもこの回
チャンステーマは一切なし。
(チャンステーマは5回に流れた「チャンステー
マ2」のみ)
ビッグイニングになるような回にチャンス
テーマを使わないでいつ使うつもりなので
しょうか。
ちなみにオリックスは4回以降チャンスと言える
チャンスがなく、よってもちろん「チャンス
テーマ」はありませんでしたが、4回の鉄平・
山崎勝の打席以外9回まで各選手の打席で選手
応援歌を流していました。
選手のサポートとなり、ファンが楽しめて
(かつ球団的にはそれが観客動員につながり)
の応援ですから、
・チャンステーマばかり
・選手応援歌ばかり
というのも確かにどうかとは思いますが、
いかにバランスよく様々な応援を、状況をうま
く踏まえて行うかという部分が今のマリーンズ
応援団に欠けている部分であり、かつ応援団長
ジントシオ氏の良い部分を他の団員が引き継げ
ていない部分だと感じます。
この面が改善されない限り、
・イースタンの試合で数人の方が口にしていた
「チャンステーマ」は試合の中盤以降でない
とやってはいけないんだよという無駄な縛り
→ 試合の中盤以降でもロクにチャンステー
マが流れなくなり、チャンステーマ1に
至ってはもはやレア化。
・上記の試合の6回、3点を加えてなおもノー
アウト満塁 根元の代打 11年目の青松の
打席で「若手のテーマ」を流すセンスのなさ
という今の応援団があまり支持されない原因と
思われる事象も改善されないでしょう。
「マリーンズの組織的応援活動」はこれから
どのような方向に向かうのか。
今後も提言を含めながら当ブログでは取り上げ
ていきたいと思います。
◆◇◆「いかにバランスよく様々な応援を、状況をうまく踏まえて行うかという部分が今のマリーンズ応援団に欠けている」に賛同いただける方は、ぜひクリックをお願いします◆◇◆
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