佐倉

【会報974】 2018年マリーンズ イースタンリーグ(ファーム/二軍) 千葉県内主催試合について4

結構前になりますが、先月23日に2018年のイースタンリーグ公式戦日程が発表になりました。

あわせてイースタンリーグ マリーンズ千葉県内主催試合の概要も発表になっています。

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(球団公式より)
+茂原長生の森(9月15日土曜日開催)・・・。


やたらと浦安が多くないか!?

がとりあえずの印象です。

昨年4月にマリーンズのイースタンリーグ公式戦でこけら落としをした「浦安市運動公園野球場」。
JR京葉線舞浜駅から徒歩10分少々と立地も上々。
さすがに年6試合も開催して観客が集まるのか・・・ という気もしますけれど。

球団としては昨年は市原ゼットエー、一昨年は船橋でまとめ開催して最終的には観客を集め切れなくなっていますから、新しい球場でかつ昨年は開催した3試合ともそれなりの観客動員(1試合平均約1,900人)を記録した浦安に期待なのかもしれませんが。

ということで、現時点で球団公式からデータがピックアップできる、2008年以降のロッテ浦和球場以外で予定されたイースタンリーグ マリーンズ主催試合数を表にしてみました。(「予定」ですので、中止となった試合も数に含めています)

2008-2018 M Eastern Chiba


2008年は千葉マリン(現ZOZOマリン)でなんと12試合も組まれていました。
この頃は週末にデーゲームで一軍、ナイターで二軍の今とは逆の親子試合がありました。

鹿児島県の薩摩川内や鴨川など、最近ではイースタンの試合開催がされていない球場での試合も組まれていたのですが、この年以降はロッテ浦和以外の開催試合が減っていき、2011年は東日本大震災の影響もあってかわずか4試合となります。
(8月21日土曜に開催予定だった柏の葉開催が雨天中止となった為、実際の開催は3試合)

実はこの年、成田の開催球場が大谷津球場から、前年にオープンしたナスパスタジアムにひっそりと変更(!?)になっています。

その後、2012年から千葉マリン(現ZOZOマリン)の試合が徐々に増え、2015年からは船橋、2016年からは習志野秋津、2017年からは浦安、今年2018年は佐倉での開催が追加になっています。

他にも一時期開催がなかった市原ゼットエー・茂原長生の森開催が復活、茨城・牛久市の市制施行30周年記念試合もありました。


今年2018年は20試合がロッテ浦和以外での開催と、調べがつく限りでは過去最多の試合数となりました。

イースタンリーグ マリーンズ千葉県内主催試合の拡大は望ましいことですが、後は開催時期についてもう少しバランスが取れていると更に良いのですが。

シーズン開幕戦3月17日(土)の浦安開催の後、ZOZOマリン以外での試合開催は6月9日(土)の市原ゼットエーまで開催が2ヶ月半も空いています。

起案が遅いのか、球団や後援会の動きが遅いからなのかはわかりませんが、夏休み期間中や9月初旬のデーゲームはさすがに観る方も暑さで辛いかと。

今年は柏の葉・佐倉・成田ナスパ(薄暮かナイターにすればいいのに)あたりがそれにあたります。

4・5月の週末でロッテ浦和開催が4週ありますから、こちらに振り分けた方がいいと思うんですけどね。

まぁ柏の葉は球場(柏の葉公園野球場)の利用頻度が高いこと、あとは後援会がちょっとアレ(はっきり言えばやる気に欠ける)なのも理由かと思いますが。
また、柏の葉は一昨年2016年に「マリンフェスタ開催」で4,126人もの観衆を集めていることからも、初回開催から維持されてきた年間1試合開催(2014年は開催なし)をもっと広げても良いと思いますが、ここも後援会の絡みで試合を増やせないものと個人的には推測しています。

球団の直接開催にすれば、今年2018年の浦安(6試合)までは・・・ としても、年間2~3試合は開催できると思いますし、試合告知次第ではそれに値する観客動員数も見込めると思いますが。


ところで、当ブログでは今年イースタンリーグ マリーンズ千葉県内主催試合が開催される10球場すべてに実際訪問しています。
ZOZOマリン(今さら載せるまでもないので・・・)を除く9球場について、以下に当ブログ発信情報をまとめましたので、観戦の参考にしていただけますと幸いです。

■柏の葉(千葉県立柏の葉公園野球場)
【会報808】 柏の葉公園野球場へ行ってみた

□船橋(船橋市民球場 ※船橋市運動公園野球場)
【会報400】 祝・イースタンリーグ公式戦開催 船橋市民球場に行ってみた

■浦安(浦安市運動公園野球場)
【会報899】 2017年4月オープン! 浦安市運動公園野球場に行ってみた

□習志野秋津(習志野市秋津野球場)
【会報756】 習志野秋津球場に行ってみた

■市原(ゼットエーボールパーク)
【会報799】 市原・ゼットエーボールパーク(市原臨海球場)に行ってみた

□袖ヶ浦(袖ヶ浦市営球場)
【会報807】 袖ヶ浦市営球場へ行ってみた

■茂原(千葉県立長生の森公園野球場)
【会報900】 茂原・長生の森公園野球場に行ってみた

□成田(ナスパスタジアム)
【会報186】 成田ナスパ・スタジアム訪問記

■佐倉(長嶋茂雄記念岩名球場)
【会報932】 6月4日(日)イースタンG-M戦開催 千葉・佐倉 長嶋茂雄記念岩名球場に行ってみた


(情報はすべて当ブログ管理人訪問時のものです)

なお、更新可能な情報は随時アップしていく予定ですので、その際はまたお知らせします。


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【会報932】 6月4日(日)イースタンG-M戦開催 千葉・佐倉 長嶋茂雄記念岩名球場に行ってみた4

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今回の「○○球場に行ってみた」シリーズは、改修工事が終了し6月4日(日)に読売主催でマリーンズとのイースタンリーグ(二軍/ファーム)公式戦が行われる、千葉・佐倉市の「長嶋茂雄記念岩名球場」を取り上げます。

ちなみに長嶋茂雄氏本人が来場するということもあり、観戦チケットは既に前売で完売。 
当日券販売も行われない為、既にチケットを持っている方以外は観戦ができないということになります。

球場の規模自体が大きくない(公称収容人数は7,000人)こともありますが、イープラスやぴあなどのチケット販売サイトや読売の球団公式チケットサイトでの前売チケット販売はなく、佐倉市周辺の読売センター(販売店?)のみでの販売。

マリーンズの茂原や柏の葉開催でさえイープラスで前売チケットを販売するのにこのクローズなチケット販売体制。
読売新聞の販路拡大、購読契約維持のツールとして読売センターがチケットを活用した可能性が高いですね。

まぁ読売が誇るプロ野球選手だった長嶋茂雄氏がご本人を記念した野球場に来場する訳ですから、読売関係者や新聞愛読者に来場して欲しい気持ちはわかりますが、もう少し開かれた環境でのチケット販売を行うべきだったと思います。

単純に佐倉周辺に住むか勤務先でもないと、チケット購入が非常にしづらいってことですし。


■試合開催を告げるポスター
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(岩名運動公園公式より)


■チケット発売要項(開催ポスター抜粋)
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■球場への交通アクセス (開催ポスター抜粋)

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球場の最寄りは京成線の京成佐倉駅です。
球場のある岩名運動公園公式ホームページ には「京成佐倉駅から徒歩約25分」とありますが、道はわかりやすいものの長いアップダウンもあり、しかも25分で歩くには少々厳しいと思われる距離があります。

ですので観戦時は素直にバスを利用した方が良さそうです。
ちなみに6月4日(日)は京成佐倉駅から送迎バス(運営協賛金として100円支払い)が運行される模様。

送迎バス以外で通常運行されているバス路線としては、佐倉市が委託運行している「佐倉市循環バス」と、京成佐倉駅と北総・成田スカイアクセス線の印旛日本医大駅、JR成田線の小林駅を結んでいる「なの花交通バス」がありますが、佐倉市循環バスは試合開始に間に合い、かつ岩名運動公園を先に経由するバスは10時15分京成佐倉駅北口発しか運行がないこと、またなの花交通バスは全便岩名運動公園を経由しますが、運賃が全区間均一で300円と短距離利用の場合割高となることから、京成佐倉駅からのアクセスとしては、送迎バスを利用するのが最も良さそう。

ちなみになの花交通バスを利用すると、印旛日本医大・小林の両駅から球場から徒歩約7~8分の岩名運動公園バス停まで一本でたどり着きますので、北総・成田スカイアクセス線、JR成田線沿線の方はそちらを利用されても良いかもしれません。


□なの花交通バス 運行時間(運賃は全区間均一で300円)
JR小林 → 印旛日本 → 岩名運動
10:13    10:36    10:55
        10:54    11:13
        12:38    12:57
13:18    13:41    14:00


詳細はなの花交通公式ホームページでご確認ください。


試合概要と球場アクセスについてここまでは触れてきましたが、ここからは5月上旬に実際球場を訪問してきましたので、ここからはそちらの写真をアップしたいと思います。
(まだ球場自体改修工事中でしたので、球場内部の詳細写真はありません。 予めご了承ください)


■最寄りの京成佐倉駅。 市の循環バス・なの花バスは北口から出ています。
 (送迎バスは北口から出発するのかは不明です。 当日京成佐倉駅にてご確認ください)
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■駅構内のファミリーマート。 球場・運動公園周辺にはコンビニ等はないので、事前に購入しておくかこちらのファミリーマートで調達するのが良いと思われます。
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■京成佐倉駅北口広場。
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■駅を出てすぐ左手の「佐倉市ミレニアムセンター」の掲示板には、既にイースタン公式戦開催を告げるポスターが掲示されていまさした。
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■佐倉市ミレニアムセンター前に佐倉市循環バス・なの花バスのバス停。
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■駅前広場から岩名運動公園方面に向かう道を望みます。 結構長い登り坂で歩くのはなかなか大変そう。
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■利用した佐倉市循環バスは後に岩名運動公園を経由するものでしたので、駅から3つ目の「岩名・飯田入口」で下車します。 循環バスは一乗車100円均一です。
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■水田が広がるのどかなところ。 運動公園はどこ?
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■京成佐倉駅とは反対方向に2~3分歩くと、「運動公園へは左折」の案内が出てきます。
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■更に5分弱歩くと運動公園の駐車場。 隣接したサッカー場では多くの子供達がサッカーをしていました。
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■お手洗いと自動販売機、サッカー場の管理施設が併設されています。
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■植え込みの花がきれいですね。
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■高台に目をやると・・・ ありました、球場が。
 サッカー場の脇から上に行ければ早そうですが、道がない為車道を大回りするしかありません。
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■岩名運動公園バス停。 なの花バスはこちらのみ停車。 佐倉市循環バスは岩名運動公園東というバス停名になります。
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■ちなみに佐倉市循環バスの岩名運動公園西バス停、球場からもやや離れており野球観戦での出番はなさそう。
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■坂道(車道)を上がっていくと、左手にはプール。
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■右手に球場が見えてきました。 ちょうどバックスクリーンの裏手ですね。
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■球場周辺は改修工事の真っ最中。 球場を周回する歩道も立入禁止になっていました。
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■球場脇に陸上競技場があるのは浦安市運動公園野球場と同じ。 ただしこちらは競技場の階段を上がっても大きな木があり球場の様子を伺い知ることはできませんでした。
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■イースタンリーグ試合開催の6月4日まで1ヶ月を切っているタイミングでの訪問でしたが、まだまだ工事エリアが多く球場を近くで見れたのは1塁側ポール寄り~ライト外野席入口周辺のみでした。
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■内野スタンド。 意外と高さがあるので収容人数はそれなりに多そう。
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■内野芝生席。 思ったより幅がなさそう。
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■外野席。 こちらも幅はないですが、一定数の観客は収容できそう。
 なので今回開放なしとはやや意外です。
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■バックスクリーン。 LED表示の立派なものになっています。
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■その他球場の様子。
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■一塁側脇と佐倉市循環バスの走る通りを結ぶ階段。 幅もかなり広めで、本来はこちらがメインルートなのかもしれません。
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■階段を降りてバスの走る通りを渡ると芝生の広場や第二球場がありました。
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【お役立ち(?)リンク集】


岩名運動公園公式

読売ジャイアンツ公式

京成電鉄

北総鉄道

JR東日本

えきから時刻表

なの花交通バス


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【会報908】 6月3日(土)・4(日)イースタン開催地未定試合はひたちなかと佐倉開催に3

1月下旬に基本全日程が発表された「2017年イースタンリーグ(ファーム/二軍)」でしたが、読売主催の6月3日(土)・4日(日)の2試合のみ「開催地:未定」となっていました。

例年行われている読売主催の静岡県内試合(昨年2016年は島田・掛川での埼玉西武戦)が今年は当初から組まれていませんでしたので、静岡県内で開催地を調整しているのかと思っていましたが、24日(金)にNPB公式及びマリーンズ球団公式に掲載された内容によると、


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とのこと。

ひたちなか(茨城)と佐倉(千葉)とは・・・。
ひたちなかはまだしも、佐倉は完全想定外でした。


なぜか読売の球団公式には掲載されていないのは不思議ですが。


茨城県の県庁所在地、水戸市に隣接するひたちなか市にあるひたちなか市民球場は、隔年ぐらいの頻度で一軍の公式戦も開催される茨城県内では最もメジャーといっても良い球場です。

4年前の2013年に、やはり読売主催でのイースタンリーグ公式戦が行われたので観戦に行きましたが、

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といった感じでした・・・。

あれ、どうやらこの時に限ってカメラを持っていくのを忘れたようです。

スマホにもデータがないということは、撮影そのものを諦めていたんでしょうね。

確か高橋由伸現一軍監督が調整かなんかで二軍にいまして、一部の読売ファンがひたすら「よしのぶ~ よしのぶ~」と叫んでいた気がしましたが。

あとマリーンズは里崎がスタメン4番を打ってました。 これも調整でしょうね。

ちなみにそちらの試合詳細はこちらです。
(マリーンズ球団公式)


さて、ひたちなか市民球場に比べ数倍マイナーなのが翌4日(日)に試合が行われる「佐倉 長嶋茂雄記念岩名球場」。

佐倉市にも球場があり、元読売の長嶋茂雄氏がその佐倉市の名誉市民になっていることはうっすら知っていましたが、イースタン(二軍)とはいえプロの試合が開催でき、かつ球場に「長嶋茂雄記念」などというサブタイトルまでついているとは思ってもみませんでした。

どうやら球場は開催直前の5月頃まで改装工事を行っているようで、この改装によりプロの試合ができるようになるのかもしれません。

とすると、新装と改装の違いはあれど、こちらも今週末(1日土曜日)にイースタン公式戦が行われる浦安同様「こけら落とし的要素」があるのでしょう。


球場の公式ホームページはこちら(千葉県まちづくり公社 岩名運動公園オフィシャルホームページ)
ですが、やはり情報量が十分ではないですね。

「アクセス」の欄を見ますと、京成線京成佐倉駅北口から徒歩約25分か循環バスで約5分。 ただ循環バスは運行本数がかなり限られるという、なんだか昨年はマリーンズ、今年はファイターズ主催でイースタン公式戦が行われる茨城県・牛久運動公園野球場とアクセス環境がよく似ています・・・。


試合開催まで2ヶ月あまりでしかも改装工事中とかなり足を運べる期間は限られますが、可能であれば当ブログの「○○球場に行ってみた」で取り上げることができればと思います。


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4月1日(土) イースタン浦安開催の詳細はこちら
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