ロッテ山室社長が敵地での日ハム2軍戦を視察「イベントを参考にしようと」
4/21(土) 19:33
ロッテの山室晋也球団社長が21日のイースタン日本ハム戦(鎌ヶ谷)に姿を見せた。
1軍はデーゲームの敵地・西武戦だったが「前から来ようと決めていた。色々イベントを参考にしようと思って」と同社長。ZOZOマリンでのファンサービス向上につなげることを考えているようだ。
「食とスポーツ満喫DAY」と銘打って、球場前の各テントでファイターズ管理栄養士による「おすすめワンプレーランチ」などのイベントを行ったほか、21、22日の両日はペット同伴デーも開催しており、「どんなものかと興味があった」という。
2軍は8-1の快勝だったが、1軍は3-9の逆転負けで西武に連敗。借金も2に増えた。20日は西武ドームで観戦しており、「エラーがね…」とチーム状況には頭が痛い様子だった。
(フルカウントより)
ZOZOマリンでのファンサービス向上に、あくまでも「二軍」の本拠地であるファイターズタウン鎌ヶ谷のファンサービスを参考にしに行くというのも、今のマリーンズのファンサービス自体がうかがい知れるのかもしれませんが、同じ「二軍」で考えると、更に差は大きいものと言わざるを得ません。
ロッテ浦和球場は入場無料ではあるものの、「あくまでも野球好きが野球を見る為だけ」の施設であり、ファンサービスの類は皆無と言っても過言ではありませんし、今季試合開催数を増やした「イースタン主催試合千葉県内開催」もイベント内容はマンネリ化しつつあり、かつ試合告知もきちんとされているとは言い難い状況です。
実際、2015年は船橋(市民球場)での主催試合を4試合組みましたが(1試合は雨天中止)、客足はジリ脚となり2016年は2試合→2017年・2018年は1試合ずつと減少。
昨年(2017年)一気に3試合を組んだ市原ゼットエーボールパークも、観客動員が毎試合1,000人ソコソコまで落ち込んだからか、今年(2018年)は1試合しか組まれていません。
今年(2018年)は昨年新装オープンした浦安市民球場で6試合を組んでいますが、これも観客が安定して入るかは今後の試合開催時イベント企画や告知によってくるでしょう。
3月17日(土)のイースタン開幕戦を浦安で開催した際は、好天に恵まれた上にドラフト一位の安田が二軍に降格したタイミング、また角中も二軍調整中で、前日に昨年のドラフト一位佐々木千隼が先発と報道されるなど話題性もありましたが、それでも2,203人の観客動員でしたので。(対戦相手のDeNAは、一軍で開幕3連勝を飾った2年目の京山が先発であり、これも今考えればこの試合の注目要素であったのですが)
ここまで取り上げた船橋・市原・浦安と、ZOZOマリン および今年2年ぶりの開催が予定されている習志野市秋津野球場はマリーンズ球団の直接開催ですが、柏の葉・成田・袖ヶ浦・茂原はそれぞれ各地のマリーンズ後援会や体育協会が主催する試合です。(今年マリーンズ主催としては初開催となる佐倉は不明)
各マリーンズ後援会や体育協会が主催する試合は開催準備の都合か、年一試合の開催がデフォルトどなっています。
このブログでは何回かふれていますが、柏の葉は2010年の初回開催時に6,819人も動員するなど集客力があるのですが、主催元の某後援会が・・・ なんですよね。 単純に「もっとやる気を出せば観客も呼べるし、東葛地域でのマリーンズ告知にもつながる」のですが、どうにもやる気がないのです。
ちなみにロッテ浦和球場の改善策は以前当ブログでもふれていました。