打てない

【会報926】 打撃コーチがこれでは・・・1

何日か前のニュースですが、読んでいてやや衝撃だったので取り上げます。


打率1割台 ロッテ極貧打線の責任者・堀打撃コーチを直撃


開幕から30試合を消化したというのに、チーム打率・185と貧打に苦しんでいるロッテ。7日のソフトバンク戦も、散発6安打の2得点で投手陣を見殺しにした。チーム周辺で「開幕からまったく上向く気配がない。一、二軍コーチの配置転換もあり得る」という声が出る中、堀打撃コーチ(48)を直撃した。

――なぜ、こうも打てないのですか。

「シーズン通して、ずっと打ち続けるチームはありません。打てない時期というのは必ずどこかでやってくる。それが今だということです。打撃には波がある。今は主力の大半のリズムが落ちているということです」

――しかし、5月に入ってもチーム打率1割台というのは、いくらなんでも異常です。

「結果が出ていない焦りでしょうね。みんな、『何とかしよう』という気持ちはある。それが焦りにつながり、余計な力が入って空回り……という悪循環になってしまっている」

――貧打解消に手は打っているのですか?

「打てないからといって何か極端なことをしても意味はない。若手にはレベルアップのため、個人個人にはアドバイスはしています。何かのきっかけで打線(の状態)が上がってくれればいいんだけど……」

――待つだけですか?

「どこかで打線が爆発してくれるといいんですけどね。それも2、3試合じゃダメ。打ち勝つ展開が続けば、選手にも余裕が出てくるんですが」

――ここまで打てないと、投手との信頼関係も崩れかねません。

「(弱りきったような苦笑いで)まあ、本当にそこは(投手陣に)申し訳ないですからねえ……」

――堀コーチ自身にも焦りはある?

「(苦笑いのまま)ここで僕が焦っても仕方ないですよ」

――貧打のカンフル剤として、二軍コーチとの配置転換という話も出てきそうですが……。

「(苦笑いで首をかしげながら)まあまあまあ、それはそうなったら仕方ないので……」
(日刊ゲンダイDIGITALより)



打撃コーチの堀氏に記者が質問をぶつけたこの記事。

記事がかなり突っ込んで質問していることに対し、堀コーチがやや困惑している様子も伺えますが、それにしても当事者意識に欠けるというか無責任というか、読んでいて「これでは堀コーチの存在によって何かが好転することはないな」という印象しか受けません。

「何か極端なことをしても仕方ない」「ここで僕が焦っても仕方ない」のはそうかもしれませんが、一時的なものではなく開幕して1ヶ月半経っても状況が好転しないのですから、「何かのきっかけ」を選手達がつかめるようにするのが堀コーチの仕事だと思います。

現役時代は「右打ち」を得意とし、オリオンズ~マリーンズの中心打者として活躍した堀コーチですが、残念ながらコーチ業は全くもって不向きなのでしょうね。

もう一人の打撃コーチの山下氏も何をしているのか良くわかりませんし、今シーズンが「実質的終了」となってしまう前に配置を換えるなり、早めの対策が必要でしょう。


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【会報921】 意外や意外 これだけ貧打なのに今季初の完封負け2

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~2017パ・リーグ公式戦 ZOZOマリンスタジアム~ 2017年4月19日(水)
公式戦16試合 5勝11敗  vsホークス 5敗

マリーンズ 0 - 2 ホークス

H 000 010 100 2 5 0
M 000 000 000 0 4 0

勝 東浜 1勝1敗
敗 スタンリッジ 1勝1敗
本 柳田3号①

投手:H 東浜―岩嵜―サファテ
   M スタンリッジ―大谷―有吉―内

※詳細結果はこちら(スポーツナビ)



打撃陣が3点取れば投手陣が炎上。
投手陣が2点取れば打撃陣が沈黙
と、「アンバランス」を地で行くようなマリーンズですが、まぁ気持ちいいぐらい打てないのは事実。

今日もソフトバンク3投手の前にロクな抵抗もできず、4安打無得点で完封負け。

思わず相田みつを先生のマネをしてしまいました。

この日は打線を組み替え、

荻野貴
細谷
鈴木
福浦
パラデス
井上
ダフィー
田村
大嶺翔


と一軍復帰したばかりの荻野貴を1番、細谷を2番に置きましたが効果はありませんでした。

荻野貴は2度出塁しますが、6回のバント&盗塁失敗が響きましたし、細谷は一軍昇格後二度の決勝打を放つもそれ以外はさっぱり。

鈴木・井上は着実にヒットを放ちますが、さすがに4番福浦を継続するのは厳しいですし、外国製扇風機2台は学習能力がないのか何も変わりません。
試合後他の日本人選手が特打ち練習をしている中、参加せず帰っているそうですし。

まぁ大嶺翔は相応に頑張ってますけどね。


それにしても正直「こんな打線」でシーズン開幕以降これまで完封負けがなかったことを知り別な意味で驚きました。

調べてみると、マリーンズが今シーズンあげた得点は

「1 1 3 1 7 5 4 1 1 6 3 2 1 2 3 0」

と1得点がなんと6試合もあるものの、確かに完封負けはなかったですね。

ちなみに4得点以上あげた4試合(少なっ)はそれでも3勝1敗。

ピッチャーうんぬんはあれど、やっぱり点を取らなきゃ勝てないってことで・・・。
なんとかしましょう、マリーンズ。


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