直通

【会報861】 浅草発 野田線運河行「臨時特急きりふり267号」に北千住から乗ってみた4

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kirifuri


2016年11月21日
 東武鉄道株式会社

昨年に引き続き
浅草から東武アーバンパークライン
清水公園方面に直通する
運河行き臨時特急列車を運転します!


12月2日(金)・9日(金)・16日(金)・22日(木・祝前日)
の深夜時間帯に設定


東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、2016年12月2日(金)
・9日(金)・16日(金)・22日(木・祝前日)に東武スカイ
ツリーライン 浅草発、東武アーバンパークライン直通運河行きの
臨時特急列車を昨年に引き続き運転します。

臨時特急列車は、東武スカイツリーライン 浅草を22:10に発車し、
春日部から東武アーバンパークラインに入り、運河まで直通運転し、
忘年会等の多くなるシーズンの深夜時間帯に浅草・とうきょうスカイ
ツリー・北千住からゆったりと座り、乗り換えることなく清水公園・
運河方面までご帰宅いただけます。

なお、この臨時特急列車で北千住~春日部間にご乗車された
お客さまには、各日によって異なるデザインの乗車証明書と、
臨時特急列車に使用する300型車両がデザインされた乗車証明書
収納用の台紙をプレゼントします。

2017年春に予定しているダイヤ改正では、新型特急車両
「リバティ」が「特急アーバンパークライナー」として、浅草から
東武アーバンパークライン大宮方面、清水公園・野田市方面へ
直通するほか、大宮発運河行きなどの列車としても運転します。

この機会にぜひ、臨時特急列車をご利用いただくとともに、
「リバティ」の運転開始にご期待ください。

概要は別紙(以下)のとおりです。
以 上
※お問い合わせは、東武鉄道お客さまセンター
☎03-5962-0102



東武アーバンパークライン 運河駅行き臨時特急列車の概要について
1 運 転 日 2016年12月2日(金)、9日(金)、
      16日(金)、22日(木・祝前日)

2 列 車 名 特急きりふり267号

3 停 車 駅 東武スカイツリーライン 浅草→とうきょうスカイツリー→
      北千住→春日部→(直通)東武アーバンパークライン
      藤の牛島~運河各駅

4 使用車両 300型(6両)

5 特急料金 浅草・とうきょうスカイツリー・北千住から
      春日部まで 310円(小児160円)

※ご利用の際には、乗車券のほか特急料金が必要です。
※東武アーバンパークライン(春日部~運河間)のみをご利用に
 なる場合の特急料金は不要です。

6 特典 北千住~春日部間をご乗車されたお客さまには、各日に
    よって異なるデザインの乗車証明書と、臨時特急列車に
    使用する300型車両がデザインされた乗車証明書収納用の
    台紙をプレゼントします。
以 上


※主な停車駅の発着時刻 特急きりふり267号
浅草           22:10発
とうきょうスカイツリー  22:13発
北千住          22:23発  
春日部          22:52着 
清水公園         23:16着 
運河           23:28着
(東武鉄道ホームページより)



東武鉄道ホームページの「お知らせ」欄の記載内容が細部に渡る
詳しいものでしたので、そのまま引用をさせていただきました(笑)

ということで、昨年から年末の金曜日・祝前日に浅草→北千住→春日部
→運河(東武アーバンパークラインという名の野田線)間で運転されて
いる、「臨時特急きりふり」に乗ってきましたので取り上げます。

仕事終わりに浅草まで向かう時間がありませんでしたので
乗車は北千住からとしました。


□北千住駅の発車案内。 新栃木と春日部・館林に挟まれた「運河」。
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北千住駅東武中央改札脇にあったコンビニって、閉店して
しまったのですね。

夕飯とビールを調達できればと思ったのですが、それも
かなわず、自動販売機でペットボトルの飲み物のみを購入し
北千住駅の特急専用ホームに向かいます。

駅構内で営業していたのが、「てんや」、回転寿司の「海鮮三崎港」
とラーメン屋ですからね。

「ちょっと車内でつまもう」的なものを購入するには残念な
ラインナップでした。 


□特急専用ホーム改札口脇に掲示されていた、来年から
 運転開始の「特急リバティ」ポスター。

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□北千住特急専用ホームの駅名票。 特急用なので次駅が春日部と
 東武動物公園になっています。

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□特急専用ホームの様子。 次の館林行特急りょうもうを待つ人も
 いてかなりの人の数です。

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▼特急きりふり267号の入線風景&北千住発車後の車内放送。(動画)





発車10分前に北千住駅の自動券売機で特急券を購入したところ
購入中に窓側席が満席に。

ということで、車内は8割方座席が埋まっていました。

茶色の2人がけシートが並ぶ車内。
シートピッチは決して広いとはいえず、座席自体も回転させて4人向かい
合わせにすることはできますが、リクライニングはしません。

まぁ元が1973年に製造された1800系で、それの改造車が今回この
特急きりふりに使用されている300系ですから、車内が古めかしいのは
仕方ないのかもしれませんが。

確かにこの車両では310円(春日部までの利用に必要)以上の特急料金は
取れないでしょうね。


□茶色一色のレトロなシートが並ぶ車内。  8割方座席は埋まっていますが・・・。 通勤帰りも多いですがテツな方も多いです。
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□前の座席の背には折りたたみテーブルがあります。
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□ペットボトルホルダーも一応あり。
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□特急券。 空席の座席前ネットに挟まっていたものです。
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□その座席前ネット。 ペットボトル1本入れたらギリギリですね。
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□座席。 リクライニングもせず、シートピッチも広くはないので長時間乗車は厳しい感じ。
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□窓側には大型テーブルが備わっています。
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□でかいぞ、テーブル!
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草加を過ぎたあたりで、記念乗車証が配布されました。

乗車日の入った硬券が挟んである豪華版!
実質通勤特急なのにこのサービスは驚きです。

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□表は回送表示の300系。
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□裏は特急きりふり表示の300系。
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□中はこの特急きりふりと来年から走る特急リバティの案内。
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□そして硬券の記念乗車証。
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「特急」といいながらも、スピードは正直ゆっくりのんびり。
前の電車がつかえているようで、春日部には約5分遅れの22:57頃
到着。

春日部で方向転換があり、進行方向が反対に。
また春日部から終点運河までは各駅停車となり、特急券なしで
利用できます。


□春日部には約5分遅れで到着。
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□側面の案内表示は赤地に白地で「臨時」のシンプルなもの。
 どうせなら「特急きりふり 運河」と出して欲しかったですが。

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□川間で普通大宮行と行き違い。
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▼終点運河に到着時の車内アナウンス。(動画)



□約2分遅れの23:30、終点運河に到着。
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□到着後しばらくして回送の準備に入ります。
  「林間学校」なんていう方向幕があるんですね。

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□任務を無事終え、回送を待つ300系。
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□テツな方が大集合。 撮影会状態でした。
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□運河到着放送でも案内されていた、後続の普通柏行に
 乗って帰ります。

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これで今回の「臨時特急きりふり」乗車記は終了です。


この臨時特急きりふり、野田線直通というのは面白い試みですが
終点運河まで乗ると北千住から1時間5分もかかります。


■北千住→運河間 臨時特急きりふり利用 距離:46.2km
北千住 22:23発 → 運河 23:28着
乗車券(IC) 648円 + 特急券 310円 = 合計 958円


□北千住→運河間 流山おおたかの森乗換 距離:24.2km
 つくばエクスプレス+野田線普通列車利用
北千住 22:26発 → 流山おおたかの森 22:41着
流山おおたかの森 22:52発 → 運河 22:59着
つくばエクスプレス乗車券(IC) 515円 + 野田線乗車券(IC) 165円
= 合計 680円



つくばエクスプレス+野田線利用のが圧倒的に速いし安い・・・。
走行距離が半分強ですから当然ではありますが。

まぁ運河まで運転するのは車両折り返しの都合でしょうから、
ターゲットとしている乗客層は春日部寄りの各駅(藤の牛島~
清水公園あたり)なのでしょう。

清水公園は東武が力を入れて開発をしているようですし。


また、来年春には新しく特急「リバティ」シリーズとして新型の
500系車両が導入されますので、その際は運行形態に変化が
あるのではないかと。

その際にはまた当ブログで取り上げようかと思います。


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【会報765】 柏・柏の葉~成田空港間の空港リムジンバスがスピードアップ!4

65min
 
 
1日3往復運転されている柏駅・柏の葉キャンパス駅
~成田空港間を結ぶ成田空港交通の空港リムジン
バス。

これまでは柏発の始発便と柏・松戸行の最終便のみが
常磐道・圏央道経由の速達便、それ以外は一般道・
京成成田駅経由の通常便となっていましたが、去る
4月16日(土)から全便が常磐道・圏央道経由の速達便
に変更され、便によっては30分前後のスピードアップ

が図られることに。

運行している成田空港交通のホームページ
トピックスですが、体裁が崩れて大変なことに
なっていますので、当ブログにて簡単にダイヤ改正後
の運行時刻と運賃をまとめてみました。


■柏駅・柏の葉キャンパス駅 ~ 成田空港間
 成田空港交通 空港リムジンバス


*柏・柏の葉キャンパス~成田空港 運賃
 片道 おとな 1,700円
    こども  850円

 Suica・PASMOなどの交通系ICカードも利用可能


*柏・柏の葉→成田空港 時刻表
柏駅  柏葉 →  第二  第一  第三
0610 0630   0735 0740 0745
1310 1330   1435 1440 1445
1815 1835   1940 1945 1950

*成田空港→柏・柏の葉・松戸 時刻表
第三  第二  第一 →  柏葉  柏駅  松戸
1105 1110 1115   1220 1235
1615 1620 1625   1730 1745
1955 2000 2005   2110 2125 2150


1日3往復運行はそのままですが、常磐道・圏央道経由
となった成田空港行の2便目・3便目、柏行の1便目・
2便目の運行時刻が変わりました。

前も書きましたが、柏からはJR常磐線・成田線利用
での我孫子・成田乗換で最安約840円、柏の葉からも
柏駅まで路線バスを使えば最安1,100円弱で成田空港に
たどり着けますが、少なくとも2回は乗り換えが必要
ですから、その面倒や荷物が多くなる傾向にあることを
考えれば、羽田空港にフライト発着本数で押され気味の
成田空港であっても需要はあると思うのですが・・・。


ただ、たまに柏の葉周辺で成田空港交通のバスを
見つけていつも思うのは

驚く程お客が乗っていない

なぁと。

「たまに」と言ってもまぁ10回は成田空港行のバスを
目にしていますが、

乗客が5人以上いたことがない

んですよね。


成田空港交通側でも利用者の低迷が続く中での
起死回生の策としての「全便常磐道・圏央道経由化」
なのかもしれませんが、このままの状況が続けば
運行休止があっても正直不思議ではない感じがします。

ということで、当ブログでは微力ながらではありますが
この「柏・柏の葉~成田空港間 空港リムジンバス」
勝手に支援していきたいと思います。

しばらくの間当ブログの記事下部に下記バナーを貼らせて
いただき、成田空港交通ホームページへのリンクを行うと
共に、当ブログ管理人が成田空港を利用する際は可能な限り
このリムジンバスに乗車し、後日「利用レポート」を上げ
させていただきます。
 
 
kashiwanaritahp
             http://www.nariku.co.jp
 
 
せっかく柏・柏の葉共に羽田・成田空港の両空港への
ダイレクトアクセスが可能になりましたから、それが
継続できるのが望ましいと思いますので。


◆◇◆運行本数はともかく「柏の葉~成田空港間最速65分」は速くて良いと思う という方は、ぜひクリックをお願いします◆◇◆
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