2016年11月21日
東武鉄道株式会社
昨年に引き続き
浅草から東武アーバンパークライン
清水公園方面に直通する
運河行き臨時特急列車を運転します!
12月2日(金)・9日(金)・16日(金)・22日(木・祝前日)
の深夜時間帯に設定
東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、2016年12月2日(金)
・9日(金)・16日(金)・22日(木・祝前日)に東武スカイ
ツリーライン 浅草発、東武アーバンパークライン直通運河行きの
臨時特急列車を昨年に引き続き運転します。
臨時特急列車は、東武スカイツリーライン 浅草を22:10に発車し、
春日部から東武アーバンパークラインに入り、運河まで直通運転し、
忘年会等の多くなるシーズンの深夜時間帯に浅草・とうきょうスカイ
ツリー・北千住からゆったりと座り、乗り換えることなく清水公園・
運河方面までご帰宅いただけます。
なお、この臨時特急列車で北千住~春日部間にご乗車された
お客さまには、各日によって異なるデザインの乗車証明書と、
臨時特急列車に使用する300型車両がデザインされた乗車証明書
収納用の台紙をプレゼントします。
2017年春に予定しているダイヤ改正では、新型特急車両
「リバティ」が「特急アーバンパークライナー」として、浅草から
東武アーバンパークライン大宮方面、清水公園・野田市方面へ
直通するほか、大宮発運河行きなどの列車としても運転します。
この機会にぜひ、臨時特急列車をご利用いただくとともに、
「リバティ」の運転開始にご期待ください。
概要は別紙(以下)のとおりです。
以 上
※お問い合わせは、東武鉄道お客さまセンター
☎03-5962-0102
東武アーバンパークライン 運河駅行き臨時特急列車の概要について
1 運 転 日 2016年12月2日(金)、9日(金)、
16日(金)、22日(木・祝前日)
2 列 車 名 特急きりふり267号
3 停 車 駅 東武スカイツリーライン 浅草→とうきょうスカイツリー→
北千住→春日部→(直通)東武アーバンパークライン
藤の牛島~運河各駅
4 使用車両 300型(6両)
5 特急料金 浅草・とうきょうスカイツリー・北千住から
春日部まで 310円(小児160円)
※ご利用の際には、乗車券のほか特急料金が必要です。
※東武アーバンパークライン(春日部~運河間)のみをご利用に
なる場合の特急料金は不要です。
6 特典 北千住~春日部間をご乗車されたお客さまには、各日に
よって異なるデザインの乗車証明書と、臨時特急列車に
使用する300型車両がデザインされた乗車証明書収納用の
台紙をプレゼントします。
以 上
※主な停車駅の発着時刻 特急きりふり267号
浅草 22:10発
とうきょうスカイツリー 22:13発
北千住 22:23発
春日部 22:52着
清水公園 23:16着
運河 23:28着
(東武鉄道ホームページより)
東武鉄道ホームページの「お知らせ」欄の記載内容が細部に渡る
詳しいものでしたので、そのまま引用をさせていただきました(笑)
ということで、昨年から年末の金曜日・祝前日に浅草→北千住→春日部
→運河(東武アーバンパークラインという名の野田線)間で運転されて
いる、「臨時特急きりふり」に乗ってきましたので取り上げます。
仕事終わりに浅草まで向かう時間がありませんでしたので
乗車は北千住からとしました。
□北千住駅の発車案内。 新栃木と春日部・館林に挟まれた「運河」。
北千住駅東武中央改札脇にあったコンビニって、閉店して
しまったのですね。
夕飯とビールを調達できればと思ったのですが、それも
かなわず、自動販売機でペットボトルの飲み物のみを購入し
北千住駅の特急専用ホームに向かいます。
駅構内で営業していたのが、「てんや」、回転寿司の「海鮮三崎港」
とラーメン屋ですからね。
「ちょっと車内でつまもう」的なものを購入するには残念な
ラインナップでした。
□特急専用ホーム改札口脇に掲示されていた、来年から
運転開始の「特急リバティ」ポスター。
□北千住特急専用ホームの駅名票。 特急用なので次駅が春日部と
東武動物公園になっています。
□特急専用ホームの様子。 次の館林行特急りょうもうを待つ人も
いてかなりの人の数です。
▼特急きりふり267号の入線風景&北千住発車後の車内放送。(動画)
発車10分前に北千住駅の自動券売機で特急券を購入したところ
購入中に窓側席が満席に。
ということで、車内は8割方座席が埋まっていました。
茶色の2人がけシートが並ぶ車内。
シートピッチは決して広いとはいえず、座席自体も回転させて4人向かい
合わせにすることはできますが、リクライニングはしません。
まぁ元が1973年に製造された1800系で、それの改造車が今回この
特急きりふりに使用されている300系ですから、車内が古めかしいのは
仕方ないのかもしれませんが。
確かにこの車両では310円(春日部までの利用に必要)以上の特急料金は
取れないでしょうね。
□茶色一色のレトロなシートが並ぶ車内。 8割方座席は埋まっていますが・・・。 通勤帰りも多いですがテツな方も多いです。
□前の座席の背には折りたたみテーブルがあります。
□ペットボトルホルダーも一応あり。
□特急券。 空席の座席前ネットに挟まっていたものです。
□その座席前ネット。 ペットボトル1本入れたらギリギリですね。
□座席。 リクライニングもせず、シートピッチも広くはないので長時間乗車は厳しい感じ。
□窓側には大型テーブルが備わっています。
□でかいぞ、テーブル!
草加を過ぎたあたりで、記念乗車証が配布されました。
乗車日の入った硬券が挟んである豪華版!
実質通勤特急なのにこのサービスは驚きです。
□表は回送表示の300系。
□裏は特急きりふり表示の300系。
□中はこの特急きりふりと来年から走る特急リバティの案内。
□そして硬券の記念乗車証。
「特急」といいながらも、スピードは正直ゆっくりのんびり。
前の電車がつかえているようで、春日部には約5分遅れの22:57頃
到着。
春日部で方向転換があり、進行方向が反対に。
また春日部から終点運河までは各駅停車となり、特急券なしで
利用できます。
□春日部には約5分遅れで到着。
□側面の案内表示は赤地に白地で「臨時」のシンプルなもの。
どうせなら「特急きりふり 運河」と出して欲しかったですが。
□川間で普通大宮行と行き違い。
▼終点運河に到着時の車内アナウンス。(動画)
□約2分遅れの23:30、終点運河に到着。
□到着後しばらくして回送の準備に入ります。
「林間学校」なんていう方向幕があるんですね。
□任務を無事終え、回送を待つ300系。
□テツな方が大集合。 撮影会状態でした。
□運河到着放送でも案内されていた、後続の普通柏行に
乗って帰ります。
これで今回の「臨時特急きりふり」乗車記は終了です。
この臨時特急きりふり、野田線直通というのは面白い試みですが
終点運河まで乗ると北千住から1時間5分もかかります。
■北千住→運河間 臨時特急きりふり利用 距離:46.2km
北千住 22:23発 → 運河 23:28着
乗車券(IC) 648円 + 特急券 310円 = 合計 958円
□北千住→運河間 流山おおたかの森乗換 距離:24.2km
つくばエクスプレス+野田線普通列車利用
北千住 22:26発 → 流山おおたかの森 22:41着
流山おおたかの森 22:52発 → 運河 22:59着
つくばエクスプレス乗車券(IC) 515円 + 野田線乗車券(IC) 165円
= 合計 680円
つくばエクスプレス+野田線利用のが圧倒的に速いし安い・・・。
走行距離が半分強ですから当然ではありますが。
まぁ運河まで運転するのは車両折り返しの都合でしょうから、
ターゲットとしている乗客層は春日部寄りの各駅(藤の牛島~
清水公園あたり)なのでしょう。
清水公園は東武が力を入れて開発をしているようですし。
また、来年春には新しく特急「リバティ」シリーズとして新型の
500系車両が導入されますので、その際は運行形態に変化が
あるのではないかと。
その際にはまた当ブログで取り上げようかと思います。
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