■試合結果。
~2017年イースタンリーグ公式戦 浦安初開催~ 2017年4月1日(土)
イースタン公式戦9試合 3勝6敗 vs読売 2敗
マリーンズ 3 - 4 読売
G 102 000 010 4 8 0
M 000 300 000 3 4 0
勝 乾 1勝
敗 黒沢 1敗1S
S 廖任磊 1S
投手: G 桜井―乾―廖任磊
M 関谷―安江―田中靖―黒沢
観衆:2,046人
※詳細試合結果はこちら (球団公式)
イースタン(ファーム/二軍)の試合としては極めて珍しい入場券前売り完売。
■なにげにプラチナチケットと化した今回開催の入場券。
web上ではそのことがニュースにもなっていた、浦安市運動公園野球場のこけら落としを兼ねたマリーンズと読売との一戦でしたが、押し出しのフォアボールと9番菅原のタイムリーで一旦は同点に追いつくも、8回にマリーンズ4番手黒沢が犠牲フライを献上しそれが決勝点。
新球場でのマリーンズ初戦を勝利で飾ることはできませんでした。
一旦は昼前で止むという予報だった冷たい雨が降り続き、7時から入場列を作って良いことになっていましたが、試合開始の2時間前となる11時頃に球場を足を運んだものの、列は中央内野自由席(バックネット裏周辺)・一塁側内野席/ライト側外野席とも20~30組程度の入場待ちの列。
「入場待ちの列が思ったより長くないな・・・」と思いつつ、その後ろ(ライトスタンド側)にできていたサイン会の整理券配布の列も50人ぐらいの列。
用意していた枚数が捌けなかったらしく、列がはけてから整理券をもらいにいってもいただくことができました。
開門は12時でしたので、球場のまわりをぷらぷらと歩いてみます。
■球場正面。 球場のこけら落としを告げる垂れ幕が下がっていました。
■浦安警察署の移動交番がありました。
■飲食物を売るテントはこの一つのみ。 メニューはやきそば、フライドポテト、メロンパン、ラスクなど。 お昼ご飯となるものは限られていました。
あと隣にマリーンズグッズがもらえるくじ引きのテントがありました。
球場のまわりをぶらぶらしても開門までまだ時間があったので、運動公園の管理棟でしばし休憩。
■運動公園の管理棟。(以前撮影)
管理棟内には飲み物の自動販売機もあり、中の休憩スペースも開放されていました。 暖房も効いており快適です。
開門25分ほど前に列に戻り、時折小雨が降る中開門を待ちます。
それにしても4月とは思えない寒さです。
しかも海が近いからかそこそこ風も吹いています。
最高気温が東京・千葉とも8℃台でしたから、真冬に野球観戦しているようなものですね。
12時ちょうどに開門。
既に一塁側内野席はほぼ埋まっていたので、ライト側外野席に向かいます。
■一塁側内野席。 座席は設けられていませんでしたので、コンクリートの地べたに座るようになります。
■バックネット裏及びその周辺は少年野球チームの招待もありこちらもほぼ満席。
■ライト側外野席。 芝生席上下の通路部分にやたらと観客が固まっていますが・・・
■外野席の芝生が養生されておらずほぼ土が見えており、しかも折りからの雨でかなりぬかるんでいます。 足を軽く踏み入れただけでこの状態・・・。
結局外野席はこれ以上観客が増えることはありませんでした。
招待客以外の入場券をどれだけ用意していたのかはわかりませんが、雨と寒さで入場券を購入したものの来場していない客が一定数いたにせよ、「前売りで入場券完売」としておきながらこの外野席の空きっぷりはちょっとないかなと。
一塁側内野席に一部立ち見客が出ていましたが三塁側内野席のレフトに近い方は空席が目立ちましたし、レフト側外野席に至っては・・・
■人がパラパラデス・・・。 というかいないデス。
■三塁側内野席もレフト寄りは空席が目立ちました。
北の方角からの冷たい風が吹きつける中しばらく待っていると、スタメン発表が始まりました。
■この日のスタメン。 福浦も細谷も根元もいません・・・。 5番指名打者金澤って・・・。
■マリーンズ先発の関谷。
■読売先発の桜井。 プロ2年目対決ですね。
■香月一。
■柴田と香月一。
その後はマーくんたちキャラクターとM-Splashによるオープニングダンス、市長の挨拶、地元の子供による始球式とイースタンの千葉県内主催試合定番な流れで進んでいきます。
■オープニングダンスに参加しようとするマーくん。
■市長の挨拶。 選手達も整列して聞いています。
■始球式。 この日の福浦の出番はここだけでした。
13時頃ほぼ定刻にプレーボール。
この後は試合の展開と共に進めていきます。
■試合開始!
□1回表
先発の関谷が2アウトから2人ランナーを背負うと、5番北にタイムリーを打たれ1点を先制されてしまいます。
北に打たれた直後、関谷に何かしらのアクシデントがあったようでしばらく治療に時間を取った後ここで降板。
代わりに育成枠の新人安江がマウンドに上がります。
■関谷はアクシデント?で降板。
■安江がマウンドに上がります。
□1回裏
読売先発桜井の前に大木・柴田・高濱と三者凡退に倒れます。
□2回表
安江はフォアボール2つを与えますが、なんとか0点で切り抜けます。
□2回裏
1アウトから5番金澤がヒットを放つも6番三木が三振、7番脇本セカンドゴロでチャンスは広がりません。
□3回表
安江が読売打線につかまります。
3番辻にレフト線への二塁打を打たれると、4番坂口にデッドボールを与え1・2塁。
北のファーストゴロの間に2・3塁への進塁を許すと、続く6番堂上の打席で安江がワイルドピッチをしてしまい2点目、そして堂上には一二塁間を破るタイムリーヒットを打たれて3点目を与えてしまいます。
□3回裏
1アウトから9番育成枠新人の菅原がフォアボールを選んで出塁しますが、1番大木三振、2番柴田レフトライナーでやはりチャンスを広げられません。
□4回表
先頭の9番藤村のサード後方への小フライを、香月一が一度グラブに入れるも落球してしまいヒットとなります。
ここでチャンスを広げられ失点すると試合が一方的になりかねないところでしたが、藤村が試みた盗塁を柿沼が刺し、安江が続く1番橋本をセカンドゴロ、2番柿沢を三振に抑えると、ここまで読売ペースだった試合の流れがややマリーンズに傾いてきます。
□4回裏
1アウトから4番香月一が内野安打で出塁すると、その後2アウト後満塁となり8番柿沼が押し出しのフォアボールを選んで1-3。 そして菅原がレフトへの同点2点タイムリーを放ち3-3の同点に追いつきます。
更に一挙逆転のチャンスは続きますが、大木は空振り三振に倒れ同点止まり。
□5回表
この回は安江が三者凡退に抑えます。
それにしても試合中も寒いです。
「何かあたたかい飲み物を・・・」と、球場の向かい側にある公園管理棟にある自動販売機まで足を運び、「あたたかい」(と書いてある)ミルクティーを買いましたが、あたためが追いつかないのか「ぬる~い」ミルクティーが出てきました。
■5回終了時にはマーくん達キャラクターとM-Splashがダンスパフォーマンス。
■公園管理棟の外ではチーバくんがファンと記念撮影中。
■一塁側内野席から見た外野席の様子。
□6回表裏&7回表
マリーンズは6回から3番手となる田中靖、読売は2番手となる乾がマウンドに。
田中靖はファームではちょっと力が違うと言わんばかりに2イニング続けて三者凡退に。 乾も6回は三者凡退に抑えます。
■田中靖。
□7回裏
1アウトから乾が急に制球を乱し、大木と柴田に代わり途中出場していた三家が連続フォアボールを選びますが、3番高濱がセンターフライ、香月一がファーストゴロに倒れ勝ち越しならず。 ここで勝ち越せなかったのが試合の勝敗という意味では痛かったです。
■ブルペンで投球練習をする黒沢
□8回表
マリーンズ4番手黒沢がマウンドへ。
しかし先頭の辻にセンター前ヒットを許すと、坂口からは空振りでの三振を奪うものの、北に一二塁間を破られ1アウト1・3塁のピンチ。
そして続く堂上にセンター犠牲フライを打たれ1点をリードされてしまいます。
□8回裏&9回裏
読売3番手はドラフト7位入団の台湾出身ルーキー廖任磊。
球速は150kmまではいかないものの、2メートルを超える長身からのボールは打ちづらいのか凡打を重ねます。
8回は途中出場の5番細谷がライトライナー、三木がファーストファールフライ、脇本が空振り三振と手も足も出ず。
■途中出場の細谷。
9回も同様の状況であっさり三者凡退し試合終了となりました。
試合後はグラウンド内で整理券を持っている観客(希望者ほぼ全員?)対象のサイン会と、少年野球チーム対象の写真撮影会が行われました。
■グラウンドから見上げるスコアボード。
■グラウンドから見上げるライト側外野席。
■サイン会の様子。 整理券にA~Eの記載があり、それぞれ合致するアルファベットの前に並びます。 列ごとサインをするテーブルの前まで移動し、その後サインをする選手が発表されるスタイルです。(よって選手は選べません)
■サイン会と同時開催で行われた少年野球チーム対象の写真撮影会。
■グラウンドに敷かれている人工芝。 適度にフカフカしており透水性も良さそう。 雨模様でも試合が開催できたのはこの人工芝のおかげもあると思います。
以上、少し開催から時間が開きましたが「4/1(土)イースタン浦安初開催レポート」でした。
最後に今回開催の「良かった点」「次回に向けて要改善な点」ですが、
□良かった点
・前売りでなんと入場券が完売した。 またそのこと自体もwebニュースなどで取り上げられた。
・やはり新装なので球場がきれい。
・グラウンドに敷かれている人工芝の感触も状態も良い。 今後も多少の雨ならさほど影響を受けず試合開催ができそう。
■次回に向けて要改善な点。
・飲食物をはじめとした物販が貧弱過ぎ。 一塁側にくじ引きでマリーンズグッズが当たる店(テント)と飲食物を扱う店(やはりテント)が1つずつあったのみ。
飲食物のメニューも焼きそば・メロンパン・ラスクなど「昼ごはん」と呼ぶにはやや厳しいラインナップでした。(途中オムレツ丼みたいなものが追加されたとか・・・)
またアルコール類の取り扱いもなし。
次回の7月開催は16時からの薄暮試合ですからもっとアルコール類の要望も高まるでしょうし、単純に2,000人が集まり3時間程度滞在するイベントと考えても物販をもっと拡充させる必要があるでしょう。
浦安市の条例等で拡充が困難なのであれば、事前に舞浜駅周辺で購入してくるよう告知した方が良さそうです。
コンビニも球場から少し離れたところにしかないようですし・・・。
・グラウンドの人工芝は良い状態でしたが、それ以外は
*外野席の外周はまだ工事中。
*防球ネットをクレーン車で吊るとは・・・ 初めて見ました。
と、レポート内でお伝えした軟弱な地面の外野席を含めて球場自体が実質まだ未完成でした。
今回は「4月1日にこけら落としの試合をする」ことありきで、必要な箇所を優先的に整備したのでしょうから仕方がないと思いますが、次回開催時は完全に完成した状態で試合が行われればと思いました。
・フルカラーLEDのスコアボードが設置されていましたが、表示内容が基本の白文字ばかりで、せっかくの性能が生かされていませんでした。
動画とまではいかなくとも、何か表示内容に一工夫があった方が観客も楽しめそう。
といったところでしょうか。
最後にこの試合、読売側は4人ほどの熱の入った方々が外野席で応援されていましたが、マリーンズ側は外野席で一部応援されていた方がいたものの、あまりに盛り上がらないからか途中からはチャンス時に少し応援するぐらいの状況となり基本静かな感じ。
*読売の応援はそこそこ盛り上がってました。
バックネット裏にいた少年野球の子供たちが最も元気だったかもしれません。
当ブログ管理人が観戦した昨年の市原臨海(ゼットエー)、習志野秋津、柏の葉は外野席での応援も結構盛り上がっていたので今回は少々意外でしたね。
オフィシャルな応援団が来る訳でもないですし、イースタンの試合にまで応援活動することに賛否両論あるかもしれませんが、個人的にはあの「まったりしてるけどスイッチ入ると結構盛り上がる感」が嫌いではないので、マリーンズの攻撃中に「しーん」としてしまったのも含めてちょっと残念な感じがしました。
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~2017年イースタンリーグ公式戦 浦安初開催~ 2017年4月1日(土)
イースタン公式戦9試合 3勝6敗 vs読売 2敗
マリーンズ 3 - 4 読売
G 102 000 010 4 8 0
M 000 300 000 3 4 0
勝 乾 1勝
敗 黒沢 1敗1S
S 廖任磊 1S
投手: G 桜井―乾―廖任磊
M 関谷―安江―田中靖―黒沢
観衆:2,046人
※詳細試合結果はこちら (球団公式)
イースタン(ファーム/二軍)の試合としては極めて珍しい入場券前売り完売。
■なにげにプラチナチケットと化した今回開催の入場券。
web上ではそのことがニュースにもなっていた、浦安市運動公園野球場のこけら落としを兼ねたマリーンズと読売との一戦でしたが、押し出しのフォアボールと9番菅原のタイムリーで一旦は同点に追いつくも、8回にマリーンズ4番手黒沢が犠牲フライを献上しそれが決勝点。
新球場でのマリーンズ初戦を勝利で飾ることはできませんでした。
一旦は昼前で止むという予報だった冷たい雨が降り続き、7時から入場列を作って良いことになっていましたが、試合開始の2時間前となる11時頃に球場を足を運んだものの、列は中央内野自由席(バックネット裏周辺)・一塁側内野席/ライト側外野席とも20~30組程度の入場待ちの列。
「入場待ちの列が思ったより長くないな・・・」と思いつつ、その後ろ(ライトスタンド側)にできていたサイン会の整理券配布の列も50人ぐらいの列。
用意していた枚数が捌けなかったらしく、列がはけてから整理券をもらいにいってもいただくことができました。
開門は12時でしたので、球場のまわりをぷらぷらと歩いてみます。
■球場正面。 球場のこけら落としを告げる垂れ幕が下がっていました。
■浦安警察署の移動交番がありました。
■飲食物を売るテントはこの一つのみ。 メニューはやきそば、フライドポテト、メロンパン、ラスクなど。 お昼ご飯となるものは限られていました。
あと隣にマリーンズグッズがもらえるくじ引きのテントがありました。
球場のまわりをぶらぶらしても開門までまだ時間があったので、運動公園の管理棟でしばし休憩。
■運動公園の管理棟。(以前撮影)
管理棟内には飲み物の自動販売機もあり、中の休憩スペースも開放されていました。 暖房も効いており快適です。
開門25分ほど前に列に戻り、時折小雨が降る中開門を待ちます。
それにしても4月とは思えない寒さです。
しかも海が近いからかそこそこ風も吹いています。
最高気温が東京・千葉とも8℃台でしたから、真冬に野球観戦しているようなものですね。
12時ちょうどに開門。
既に一塁側内野席はほぼ埋まっていたので、ライト側外野席に向かいます。
■一塁側内野席。 座席は設けられていませんでしたので、コンクリートの地べたに座るようになります。
■バックネット裏及びその周辺は少年野球チームの招待もありこちらもほぼ満席。
■ライト側外野席。 芝生席上下の通路部分にやたらと観客が固まっていますが・・・
■外野席の芝生が養生されておらずほぼ土が見えており、しかも折りからの雨でかなりぬかるんでいます。 足を軽く踏み入れただけでこの状態・・・。
結局外野席はこれ以上観客が増えることはありませんでした。
招待客以外の入場券をどれだけ用意していたのかはわかりませんが、雨と寒さで入場券を購入したものの来場していない客が一定数いたにせよ、「前売りで入場券完売」としておきながらこの外野席の空きっぷりはちょっとないかなと。
一塁側内野席に一部立ち見客が出ていましたが三塁側内野席のレフトに近い方は空席が目立ちましたし、レフト側外野席に至っては・・・
■人がパラパラデス・・・。 というかいないデス。
■三塁側内野席もレフト寄りは空席が目立ちました。
北の方角からの冷たい風が吹きつける中しばらく待っていると、スタメン発表が始まりました。
■この日のスタメン。 福浦も細谷も根元もいません・・・。 5番指名打者金澤って・・・。
■マリーンズ先発の関谷。
■読売先発の桜井。 プロ2年目対決ですね。
■香月一。
■柴田と香月一。
その後はマーくんたちキャラクターとM-Splashによるオープニングダンス、市長の挨拶、地元の子供による始球式とイースタンの千葉県内主催試合定番な流れで進んでいきます。
■オープニングダンスに参加しようとするマーくん。
■市長の挨拶。 選手達も整列して聞いています。
■始球式。 この日の福浦の出番はここだけでした。
13時頃ほぼ定刻にプレーボール。
この後は試合の展開と共に進めていきます。
■試合開始!
□1回表
先発の関谷が2アウトから2人ランナーを背負うと、5番北にタイムリーを打たれ1点を先制されてしまいます。
北に打たれた直後、関谷に何かしらのアクシデントがあったようでしばらく治療に時間を取った後ここで降板。
代わりに育成枠の新人安江がマウンドに上がります。
■関谷はアクシデント?で降板。
■安江がマウンドに上がります。
□1回裏
読売先発桜井の前に大木・柴田・高濱と三者凡退に倒れます。
□2回表
安江はフォアボール2つを与えますが、なんとか0点で切り抜けます。
□2回裏
1アウトから5番金澤がヒットを放つも6番三木が三振、7番脇本セカンドゴロでチャンスは広がりません。
□3回表
安江が読売打線につかまります。
3番辻にレフト線への二塁打を打たれると、4番坂口にデッドボールを与え1・2塁。
北のファーストゴロの間に2・3塁への進塁を許すと、続く6番堂上の打席で安江がワイルドピッチをしてしまい2点目、そして堂上には一二塁間を破るタイムリーヒットを打たれて3点目を与えてしまいます。
□3回裏
1アウトから9番育成枠新人の菅原がフォアボールを選んで出塁しますが、1番大木三振、2番柴田レフトライナーでやはりチャンスを広げられません。
□4回表
先頭の9番藤村のサード後方への小フライを、香月一が一度グラブに入れるも落球してしまいヒットとなります。
ここでチャンスを広げられ失点すると試合が一方的になりかねないところでしたが、藤村が試みた盗塁を柿沼が刺し、安江が続く1番橋本をセカンドゴロ、2番柿沢を三振に抑えると、ここまで読売ペースだった試合の流れがややマリーンズに傾いてきます。
□4回裏
1アウトから4番香月一が内野安打で出塁すると、その後2アウト後満塁となり8番柿沼が押し出しのフォアボールを選んで1-3。 そして菅原がレフトへの同点2点タイムリーを放ち3-3の同点に追いつきます。
更に一挙逆転のチャンスは続きますが、大木は空振り三振に倒れ同点止まり。
□5回表
この回は安江が三者凡退に抑えます。
それにしても試合中も寒いです。
「何かあたたかい飲み物を・・・」と、球場の向かい側にある公園管理棟にある自動販売機まで足を運び、「あたたかい」(と書いてある)ミルクティーを買いましたが、あたためが追いつかないのか「ぬる~い」ミルクティーが出てきました。
■5回終了時にはマーくん達キャラクターとM-Splashがダンスパフォーマンス。
■公園管理棟の外ではチーバくんがファンと記念撮影中。
■一塁側内野席から見た外野席の様子。
□6回表裏&7回表
マリーンズは6回から3番手となる田中靖、読売は2番手となる乾がマウンドに。
田中靖はファームではちょっと力が違うと言わんばかりに2イニング続けて三者凡退に。 乾も6回は三者凡退に抑えます。
■田中靖。
□7回裏
1アウトから乾が急に制球を乱し、大木と柴田に代わり途中出場していた三家が連続フォアボールを選びますが、3番高濱がセンターフライ、香月一がファーストゴロに倒れ勝ち越しならず。 ここで勝ち越せなかったのが試合の勝敗という意味では痛かったです。
■ブルペンで投球練習をする黒沢
□8回表
マリーンズ4番手黒沢がマウンドへ。
しかし先頭の辻にセンター前ヒットを許すと、坂口からは空振りでの三振を奪うものの、北に一二塁間を破られ1アウト1・3塁のピンチ。
そして続く堂上にセンター犠牲フライを打たれ1点をリードされてしまいます。
□8回裏&9回裏
読売3番手はドラフト7位入団の台湾出身ルーキー廖任磊。
球速は150kmまではいかないものの、2メートルを超える長身からのボールは打ちづらいのか凡打を重ねます。
8回は途中出場の5番細谷がライトライナー、三木がファーストファールフライ、脇本が空振り三振と手も足も出ず。
■途中出場の細谷。
9回も同様の状況であっさり三者凡退し試合終了となりました。
試合後はグラウンド内で整理券を持っている観客(希望者ほぼ全員?)対象のサイン会と、少年野球チーム対象の写真撮影会が行われました。
■グラウンドから見上げるスコアボード。
■グラウンドから見上げるライト側外野席。
■サイン会の様子。 整理券にA~Eの記載があり、それぞれ合致するアルファベットの前に並びます。 列ごとサインをするテーブルの前まで移動し、その後サインをする選手が発表されるスタイルです。(よって選手は選べません)
■サイン会と同時開催で行われた少年野球チーム対象の写真撮影会。
■グラウンドに敷かれている人工芝。 適度にフカフカしており透水性も良さそう。 雨模様でも試合が開催できたのはこの人工芝のおかげもあると思います。
以上、少し開催から時間が開きましたが「4/1(土)イースタン浦安初開催レポート」でした。
最後に今回開催の「良かった点」「次回に向けて要改善な点」ですが、
□良かった点
・前売りでなんと入場券が完売した。 またそのこと自体もwebニュースなどで取り上げられた。
・やはり新装なので球場がきれい。
・グラウンドに敷かれている人工芝の感触も状態も良い。 今後も多少の雨ならさほど影響を受けず試合開催ができそう。
■次回に向けて要改善な点。
・飲食物をはじめとした物販が貧弱過ぎ。 一塁側にくじ引きでマリーンズグッズが当たる店(テント)と飲食物を扱う店(やはりテント)が1つずつあったのみ。
飲食物のメニューも焼きそば・メロンパン・ラスクなど「昼ごはん」と呼ぶにはやや厳しいラインナップでした。(途中オムレツ丼みたいなものが追加されたとか・・・)
またアルコール類の取り扱いもなし。
次回の7月開催は16時からの薄暮試合ですからもっとアルコール類の要望も高まるでしょうし、単純に2,000人が集まり3時間程度滞在するイベントと考えても物販をもっと拡充させる必要があるでしょう。
浦安市の条例等で拡充が困難なのであれば、事前に舞浜駅周辺で購入してくるよう告知した方が良さそうです。
コンビニも球場から少し離れたところにしかないようですし・・・。
・グラウンドの人工芝は良い状態でしたが、それ以外は
*外野席の外周はまだ工事中。
*防球ネットをクレーン車で吊るとは・・・ 初めて見ました。
と、レポート内でお伝えした軟弱な地面の外野席を含めて球場自体が実質まだ未完成でした。
今回は「4月1日にこけら落としの試合をする」ことありきで、必要な箇所を優先的に整備したのでしょうから仕方がないと思いますが、次回開催時は完全に完成した状態で試合が行われればと思いました。
・フルカラーLEDのスコアボードが設置されていましたが、表示内容が基本の白文字ばかりで、せっかくの性能が生かされていませんでした。
動画とまではいかなくとも、何か表示内容に一工夫があった方が観客も楽しめそう。
といったところでしょうか。
最後にこの試合、読売側は4人ほどの熱の入った方々が外野席で応援されていましたが、マリーンズ側は外野席で一部応援されていた方がいたものの、あまりに盛り上がらないからか途中からはチャンス時に少し応援するぐらいの状況となり基本静かな感じ。
*読売の応援はそこそこ盛り上がってました。
バックネット裏にいた少年野球の子供たちが最も元気だったかもしれません。
当ブログ管理人が観戦した昨年の市原臨海(ゼットエー)、習志野秋津、柏の葉は外野席での応援も結構盛り上がっていたので今回は少々意外でしたね。
オフィシャルな応援団が来る訳でもないですし、イースタンの試合にまで応援活動することに賛否両論あるかもしれませんが、個人的にはあの「まったりしてるけどスイッチ入ると結構盛り上がる感」が嫌いではないので、マリーンズの攻撃中に「しーん」としてしまったのも含めてちょっと残念な感じがしました。
◆◇◆「イースタン浦安初開催の様子がよくわかった!(ありがとうございます)」という方は、ぜひクリックをお願いします◆◇◆
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