何日か前のニュースですが、読んでいてやや衝撃だったので取り上げます。
打率1割台 ロッテ極貧打線の責任者・堀打撃コーチを直撃
開幕から30試合を消化したというのに、チーム打率・185と貧打に苦しんでいるロッテ。7日のソフトバンク戦も、散発6安打の2得点で投手陣を見殺しにした。チーム周辺で「開幕からまったく上向く気配がない。一、二軍コーチの配置転換もあり得る」という声が出る中、堀打撃コーチ(48)を直撃した。
――なぜ、こうも打てないのですか。
「シーズン通して、ずっと打ち続けるチームはありません。打てない時期というのは必ずどこかでやってくる。それが今だということです。打撃には波がある。今は主力の大半のリズムが落ちているということです」
――しかし、5月に入ってもチーム打率1割台というのは、いくらなんでも異常です。
「結果が出ていない焦りでしょうね。みんな、『何とかしよう』という気持ちはある。それが焦りにつながり、余計な力が入って空回り……という悪循環になってしまっている」
――貧打解消に手は打っているのですか?
「打てないからといって何か極端なことをしても意味はない。若手にはレベルアップのため、個人個人にはアドバイスはしています。何かのきっかけで打線(の状態)が上がってくれればいいんだけど……」
――待つだけですか?
「どこかで打線が爆発してくれるといいんですけどね。それも2、3試合じゃダメ。打ち勝つ展開が続けば、選手にも余裕が出てくるんですが」
――ここまで打てないと、投手との信頼関係も崩れかねません。
「(弱りきったような苦笑いで)まあ、本当にそこは(投手陣に)申し訳ないですからねえ……」
――堀コーチ自身にも焦りはある?
「(苦笑いのまま)ここで僕が焦っても仕方ないですよ」
――貧打のカンフル剤として、二軍コーチとの配置転換という話も出てきそうですが……。
「(苦笑いで首をかしげながら)まあまあまあ、それはそうなったら仕方ないので……」
(日刊ゲンダイDIGITALより)
打撃コーチの堀氏に記者が質問をぶつけたこの記事。
記事がかなり突っ込んで質問していることに対し、堀コーチがやや困惑している様子も伺えますが、それにしても当事者意識に欠けるというか無責任というか、読んでいて「これでは堀コーチの存在によって何かが好転することはないな」という印象しか受けません。
「何か極端なことをしても仕方ない」「ここで僕が焦っても仕方ない」のはそうかもしれませんが、一時的なものではなく開幕して1ヶ月半経っても状況が好転しないのですから、「何かのきっかけ」を選手達がつかめるようにするのが堀コーチの仕事だと思います。
現役時代は「右打ち」を得意とし、オリオンズ~マリーンズの中心打者として活躍した堀コーチですが、残念ながらコーチ業は全くもって不向きなのでしょうね。
もう一人の打撃コーチの山下氏も何をしているのか良くわかりませんし、今シーズンが「実質的終了」となってしまう前に配置を換えるなり、早めの対策が必要でしょう。
◆◇◆打撃不振の当事者である堀コーチの問題意識の薄さに驚き・・・ という方は、ぜひクリックをお願いします◆◇◆
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打率1割台 ロッテ極貧打線の責任者・堀打撃コーチを直撃
開幕から30試合を消化したというのに、チーム打率・185と貧打に苦しんでいるロッテ。7日のソフトバンク戦も、散発6安打の2得点で投手陣を見殺しにした。チーム周辺で「開幕からまったく上向く気配がない。一、二軍コーチの配置転換もあり得る」という声が出る中、堀打撃コーチ(48)を直撃した。
――なぜ、こうも打てないのですか。
「シーズン通して、ずっと打ち続けるチームはありません。打てない時期というのは必ずどこかでやってくる。それが今だということです。打撃には波がある。今は主力の大半のリズムが落ちているということです」
――しかし、5月に入ってもチーム打率1割台というのは、いくらなんでも異常です。
「結果が出ていない焦りでしょうね。みんな、『何とかしよう』という気持ちはある。それが焦りにつながり、余計な力が入って空回り……という悪循環になってしまっている」
――貧打解消に手は打っているのですか?
「打てないからといって何か極端なことをしても意味はない。若手にはレベルアップのため、個人個人にはアドバイスはしています。何かのきっかけで打線(の状態)が上がってくれればいいんだけど……」
――待つだけですか?
「どこかで打線が爆発してくれるといいんですけどね。それも2、3試合じゃダメ。打ち勝つ展開が続けば、選手にも余裕が出てくるんですが」
――ここまで打てないと、投手との信頼関係も崩れかねません。
「(弱りきったような苦笑いで)まあ、本当にそこは(投手陣に)申し訳ないですからねえ……」
――堀コーチ自身にも焦りはある?
「(苦笑いのまま)ここで僕が焦っても仕方ないですよ」
――貧打のカンフル剤として、二軍コーチとの配置転換という話も出てきそうですが……。
「(苦笑いで首をかしげながら)まあまあまあ、それはそうなったら仕方ないので……」
(日刊ゲンダイDIGITALより)
打撃コーチの堀氏に記者が質問をぶつけたこの記事。
記事がかなり突っ込んで質問していることに対し、堀コーチがやや困惑している様子も伺えますが、それにしても当事者意識に欠けるというか無責任というか、読んでいて「これでは堀コーチの存在によって何かが好転することはないな」という印象しか受けません。
「何か極端なことをしても仕方ない」「ここで僕が焦っても仕方ない」のはそうかもしれませんが、一時的なものではなく開幕して1ヶ月半経っても状況が好転しないのですから、「何かのきっかけ」を選手達がつかめるようにするのが堀コーチの仕事だと思います。
現役時代は「右打ち」を得意とし、オリオンズ~マリーンズの中心打者として活躍した堀コーチですが、残念ながらコーチ業は全くもって不向きなのでしょうね。
もう一人の打撃コーチの山下氏も何をしているのか良くわかりませんし、今シーズンが「実質的終了」となってしまう前に配置を換えるなり、早めの対策が必要でしょう。
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