鈴木大地

【会報782】 両チーム34安打25得点の打撃戦をサヨナラで制す4

~2016年公式戦~ 2016年5月14日(土)
39試合 22勝16敗1分 2位 vs東北楽天 6勝3敗
*QVCマリンフィールド

千葉ロッテ 13 - 12 東北楽天

E 042 132 000 0 12 18 1
M 402 033 000 1x 13 16 1

勝 松永  2勝
敗 松井裕 2敗7S
S なし
本 角中1号② ウィーラー6号①


初回2アウトランナーなしから、角中の1号2ランを
含む清田―デスパイネ―角中―ナバーロ―鈴木大地の
見事な5連打で4点を先制しましたが、2回以降の
スタンリッジがあまりにひど過ぎてあっという間の
6失点。

コントロールもバラバラ、ストライクを取りにいけば
あっさり痛打され、挙げ句の果てに神経質な程ランナー
を気にしてボークまでおかすなど散々過ぎる内容
でした。

4点をもらって守りに入った訳ではないでしょうが、ちょっと
この変わりようには驚きました。

3回も引き続きスタンリッジはマウンドに上がりますが、
ルーキーの8番茂木に2打席連続のタイムリーヒットを許した
ところで2番手藤岡にスイッチ。

藤岡は今日プロ初スタメン ショート平沢の好守で3回は
凌ぎますが、4・5回で4本のタイムリーヒットを食らい
計4失点。 3番手大谷が6回にまたルーキー茂木にタイムリー
を打たれて2失点。

藤岡はストレートが142~143kmとスピードが出ておらず
大谷はまだ本調子にないのかコントロールがアバウト過ぎ
ました。

それでもマリーンズは5回に、7番鈴木大地 8番田村の連続
タイムリーと9番平沢の代打井口の犠牲フライ、6回には
またも鈴木大地の左中間への走者一掃のタイムリー2塁打で
なんとか追いつきました。

しかしこの後、田村と井口が凡退で勝ち越しはならず。
ここで勝ち越せればいくらかは楽な試合になったかもしれ
ませんが。

7回以降は両チームともランナーを出しつつも勝ち越し点が
なかなか取れません。

7回表、8回表ともマリーンズはピンチを迎えますが、7回は
4番手益田が4番ウィーラーをセカンドゴロ併殺打に、
8回はセカンドゴロを取ったナバーロがファースト井口に
至近距離とは思えない勢いあり過ぎの送球をしてしまい、
それが悪送球となって2アウト2・3塁のピンチを迎えますが
なんとか9番嶋から空振り三振をとりました。

9回表は西野があっさり三者凡退に。
相手打線を三者凡退に抑える西野を見たのはいつ以来でし
ょう(苦笑)

9回裏は先頭の途中出場中村がフォアボールで出塁、2番
加藤が送って1アウト2塁も、清田・デスパイネが凡退で
サヨナラならず。
カウント2-0からあっさり打ち上げて内野フライのデス
パイネを見ると、今日これまで活躍していてもやはり
全幅の信頼は置きづらいですね。

10回表は松永が登板し、1アウトから島内にヒットを許す
ものの、昨年までマリーンズの一員だった川本をセカンド
ゴロに抑え無失点。

10回裏、先頭の角中がフォアボールを選び出塁し、その後
2アウト2・3塁として井口。

ここで井口は狙っていたというストレートを見事に三遊間
に運びサヨナラヒット。

4時間57分にわたる大打撃戦に終止符をうちました。

なかなか勝ち越せそうだった場面で一点が取れなかった
ことで非常に長い試合となりましたが、なんだかんだ
益田以下の4人のリリーフ投手がきちんと無失点に抑えた
ことが最後に効きましたね。

これまで得点圏打率が低くチャンスでやや期待薄だった
角中や鈴木大地も「これでもか」と打ちましたし、
最大4点あった点差をひっくり返したのも価値があると
思います。

さて今日は前回好投を見せた唐川が先発。
今季初勝利を飾れるかも注目ですね。


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【会報779】 ギータに打たれ ハンバーグに抑えられる1

~2016年公式戦~ 2016年5月10日(火)
36試合 20勝15敗1分 2位 vs福岡ソフトバンク 2勝3敗1分
*ヤフオクドーム

福岡ソフトバンク 2 - 1 千葉ロッテ

M 000 000 010 1 4 1
H 000 002 00X 2 6 0

勝 バンデンハーク 5勝
敗 石川      2勝2敗
S サファテ    1敗11S
本 柳田4号②


ギータ(柳田)に痛恨の一発を打たれ、ハンバーグ
(バンデンハーク)に6回1アウトから田村がヒット
を放つまで完全試合ペース。 最終的には8回まで
7回を除く毎回の10三振を奪われるなど、まぁ点差以上
に「やられた感」のある試合でしたね。

マリーンズ先発の石川も本当に良く投げましたが、
柳田に一発を浴びたボールは思っていたより内に
入ってしまい、一瞬どこに飛んだかわからないような
当たりでもパワーでスタンドインされてしまいました。

これでソフトバンクを完封するようなら石川も「超一流」
投手の仲間入りなんでしょうが。

打線は6回1アウトに田村が初ヒットを放ってからは
8回終了までに4安打を放ちましたが、7回にキャプテン
2番鈴木大地がヒットで出塁も、続く3番清田のサード
ライナーで飛びだしダブルプレーに。

こういうところが「野球が甘い」のでしょう。


ロッテ、バンデン崩せず…伊東監督「野球が甘い」

2位ロッテは首位ソフトバンクとの3連戦初戦に敗れ、
ゲーム差は4に広がった。

相手先発バンデンハークを打てなかった。5回までは
1人の走者も出せなかった。8回まで投げられ、
4安打1得点のみ。伊東勤監督(53)は「手も足も
出なかった。今日は良かった」とお手上げのコメントだった。

ただ、走塁ミスや、石川が打たれた1発を指摘し
「試合前にミスをした方が負けると言ったけど、うち
の方が若干多かった。選手も焦りがある。経験値の差。
まだまだ野球が甘い。1点差でも、負けは負け」と、
反省を求めた。
(日刊スポーツより)



鈴木大地は8日(日)オリックス戦の初回にも西の牽制で
アウトになっていますが、あんまり学習していないのかも
しれませんね。

次の塁を焦って狙う程足が速いとも思えないのですが。

あと今日は涌井の自身7年ぶりとなる「月間MVP受賞」が
発表されましたが、結果それに花も飾れませんでした。


【ロッテ】涌井が7年ぶり月間MVP
パ投手部門で最長ブランク


ロッテ・涌井秀章投手(29)が10日、3、4月の
月間MVPを受賞。西武時代の2006年6月、09年
7月に続く7年ぶり3度目の受賞で、パ・リーグ投手
部門では最長ブランクとなった。

6試合に登板し、リーグ唯一となる5勝(0敗)を
マークした右腕は、久々の受賞に「すごい久しぶりで
非常にうれしい。野手のみんながしっかり打ってくれる。
その力のおかげだなと思います」と話した。

2年連続最多勝へ向けても好スタート。エースは
「チームが勝てば一番いいですが、この時期に5勝
しているのは後々のタイトルへ向けても一歩リード
できている」と意欲を見せていた。
(スポーツ報知より)



まぁ先週の楽天戦(5日)をはじめ、2試合は負けがついても
おかしくはない内容でしたが、昨年のイ・デウンでは
ないですが「勝ち運」もあるようです。

さて今日は二木と和田の予告先発。
二木の「突発的炎上癖」が出る前に、前回完封負けを
喫した和田に打撃陣がリベンジを果たして欲しい
ところではありますが・・・。


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【会報776】 清田の同点・サヨナラ打で逆転勝利! スタンリッジは防御率リーグ1位に5

~2016年公式戦~ 2016年5月7日(土)
34試合 19勝14敗1分 2位 vsオリックス 4勝3敗
*QVCマリンフィールド

千葉ロッテ 4x - 3 オリックス

B 000 200 010 3 8 2
M 000 000 211x 4 10 1

勝 益田 2勝2S
敗 平野 1勝3敗7S
S なし
本 清田4号①


いくら角中がチャンスに弱いとはいえ、打率.230
そこそこで浮上の兆しが見えなかった清田をオリックス
先発 左腕の松葉対策(だと思われる)とはいえ、よく3番
に据えたな・・・ と思いましたが、8回の同点アーチ
に9回のサヨナラタイムリーと最終的には結果を出し
ました。

もっとも、3回の1番中村、2番鈴木大地の連打と、オリックス
T-岡田の悪送球で作った1アウト1・3塁のチャンスに
あっさりショートゴロ併殺打に倒れましたから、その
時点では正直「なんで3番になんかしたんだか・・・」と
思いましたが。

7回の2得点はオリックス2番手吉田一のワイルドピッチと
併殺崩れというラッキーなかたちでの得点でしたが、
とりあえずこの時点で試合を振り出しに戻せたのに
意味があったかと。

ワイルドピッチでホームに突入した角中の判定は一旦は
アウト → ビデオ判定でセーフと???なところが
ありましたがね。

マリーンズ先発のスタンリッジは、4回にファースト
井口のエラーに、セカンドナバーロのベースカバーが
遅れ併殺が取れないなど、不運なかたちで2失点を
喫しましたが、今年2敗をしているやや苦手なオリックス
相手に7回まで被安打6ながらその2点のみに抑えましたから
「さすが」と言っていいと思います。

ちなみに昨日の「7回自責点0ピッチング」で、パ・リーグの
防御率トップに踊り出ました。

image
(球団公式より)

無敗記録を続けるソフトバンクのバンデンハーク、日本ハム
大谷、試合を作っている楽天の先発陣を抑えてのトップ
ですから言うことなしの内容ですね。

さて今日はオリックスが復調気配の西に対し、マリーンズは
復調の兆しさえ見えない大嶺祐の先発。

来週は5試合なので先発登板はないでしょうが、再来週の
オリックス戦で再度先発させていいと思えるようなピッチング
を見せて欲しいところです。


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【会報758】 涌井がアレでもKoboスタ宮城で楽天を3タテ5

~2016年公式戦~ 2016年4月14日(木)
16試合 11勝5敗1分 1位 vs東北楽天 4勝1敗
*楽天Koboスタジアム宮城

東北楽天 2 - 9  千葉ロッテ

M 000 023 220 9 9 1
E 010 010 000 2 7 2

勝 涌井   4勝
敗 ブリガム 1敗
S なし
本 中村2号②


先発涌井は6回を被安打7の2失点。

これだけ見ればそこそこの好投に見えますが、
三者凡退に抑えた初回と4回以外はピンチの連続。

7点差があれば、本来は8回ぐらいまでは投げて
欲しいところではありますが、6回終了時点で
126球を要していてはさすがに代えざるを得ません。

5回に今日7番サードでスタメンだった高濱のタイム
リーヒットと、8番田村のスクイズで一旦勝ち越した
ものの、その裏に楽天の5番ルーキー茂木にタイムリー
ヒットを許したあたりではどうなることかと思いまし
たし。
その前の3番銀次のライトフライも、清田のスライデ
ィングキャッチがなければ長打コースでしたので。

そんな本調子ではない涌井に勝ち星がつく程、
中盤以降ポンポンと得点をあげたのは見事でしたね。

楽天先発のブリガムに序盤は苦しめられましたが、
どうやらランナーを出すと本来のピッチングができ
なくなるらしく、6回は5番角中・6番鈴木大地の連続
タイムリー、7回は3番清田の代打井口のセンター犠牲
フライと楽天サードウィーラーの落球も相まって
結果7得点。

8回には2番手古川から9番中村がレフトスタンドに
入る2号2ランを放ち2-9と試合を決定づけました。


試合自体は「快勝」でしたが、5回から角中・清田・
岡田・鈴木大地と4イニング連続でデッドボールを
受けたことでやや後味が悪くなりましたね。

前日の今江に対してのデッドボールやデスパイネの
スライディングへの報復ではないとは思いますが、
さすがにやややり過ぎの感があります。

途中交代した清田については打撲とのことですが、
マリーンズお得意の「当初は打撲 → やっぱり骨が
折れていました」にならないことを願いたい
と思い
ます。

一次診察が「習志野市内のとある病院」ではない
ので大丈夫ではないかと勝手に思ってはいますが。


清田、死球で左手打撲=プロ野球・ロッテ

ロッテの清田育宏外野手は14日、楽天5回戦(コボス)
の六回に左手小指付近に死球を受け、七回に代打を
送られ退いた。仙台市内の病院で打撲と診断され、
今後の出場は様子を見て決める。
(時事通信より)


「コボス」って何?
とも思ってしまいましたが・・・。


昨日はこの試合を「トゥエルビ」の中継で見ていたの
ですが、試合が終わってしばらくした頃、画面上部に

緊急地震速報
九州各県


の文字が。

!!!

と思いNHKにチャンネルを変えたところ「最大震度7」
の衝撃速報が流れてきました。

最後に今回の熊本地震で被害に遭われた方にお見舞い
を申し上げたいと思います。


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【会報757】 イ・デウンがアレでも勝つんだもんなぁ4

~2016年公式戦~ 2016年4月13日(水)
16試合 10勝5敗1分 1位 vs東北楽天 3勝1敗
*楽天Koboスタジアム宮城

東北楽天 4 - 5 千葉ロッテ

M 021 000 110 5 11 1
E 021 100 000 4 7 1

勝 益田 1勝1S
敗 戸村 1敗
S 西野 6S
本 松井稼1号①


2回に7番鈴木大地のタイムリーで2点を先制するも
すぐその裏に4連続四死球での押し出しと9番嶋の
併殺打の間の失点で同点とされ、3回は4番デスパイネ
のセンターへの犠牲フライで勝ち越すも、その裏に
4番ウィーラーのレフトへのタイムリーで再び同点に。

挙げ句の果てに4回には7番松井稼の今季1号ソロホー
ムランで勝ち越される。

3回の失点は鈴木大地のエラー絡みもあり、致し方ない
ところもありますが、

味方が得点した直後にあっさり失点

というタブーを侵しながらそれでも負け投手にならない
どころかチームは勝ってしまうのですから、昨年の
一時期話題になった

イ・デウン勝ち運

は今年も継続しているようです。

もとより、石川が首の寝違えで2回一軍の先発ローテー
ションを飛ばした為、先発投手の駒不足で出番が回って
きたとは言え、ファームでもまともに抑えられていない
イ・デウンなのですから、一軍で通用しなくて当然と
いったところ。

昨日も一歩間違えれば「2回6失点ドカンと大炎上で終了」
でしたし。

昨日のイースタン読売戦で石川が調整登板しましたし、
(2回を被安打4の1失点で、先発チェンの勝ち星を消して
しまいましたが・・・)
来週は金曜日、再来週は木曜日に試合がなく先発投手は
5人で足りますから、石川が戻り次第イ・デウンはファ
ームで再調整でしょう。


結果楽天2番手戸村の押し出しフォアボールを呼び込み、
逆転勝利となった訳ですが、2番手藤岡以降益田→内
→西野の無失点好投と3番清田の4安打など、試合の
中盤以降はマリーンズペースで試合が進みましたね。

そんな中、やっとこさの犠牲フライで1打点はあげた
ものの、デスパイネは依然調子が上がりません。

途中出場していた高濱のレフト前ヒットをレフトゴロ
にしてしまう凡走塁もありましたし、このままこの
状態が続くようであればナバーロとの入れ替えは
デスパイネになりかねないかと。

ナバーロを4番に据え、7番あたりの楽な打順で打たせれば
もしかしたら変わるのかもしれませんが・・・。


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